松!肝吸いつきで頂きました。うな重@Dbar。

金曜夜の部は、Dbarで、初「うな重」。
バイオリンの古味亜紀さん、マリンバ&パーカッションの上中あさみさん、
アコーディオンのかんのとしこちゃん、のトリオ。

ベースはクラシックなんやろうけど、堅苦しくない、ノーブルというよりは、
かわいらしい音楽やってくれる。
なんとなく、ヨーロッパの移動式遊園地に来たり、
農園広がる田舎道を散歩したりしてる気分。

ピッタリ寄り添ってハーモニー奏でるバイオリンとアコーディオン、
ちょっと聴くと、全然関係ないことやってるように思えるけど、
実は音楽全体の色合いを一番決定づけてる気のするマリンバ、
おもろい関係やなあー。

おお!YMOで有名になった「ファイアークラッカー」やて!
マリンバが転がる、アコーディオンがたゆたう、
バイオリンが、その間をスルスルと流れてゆく。
木々がゆるい風に、優しく揺れてるような音楽やなあ。

一部ラストは、軽快だけど、コロコロ表情が変わる楽しい曲。
なんかサイレント映画に音楽つけたみたいに、
いろいろ場面の思い浮かぶ演奏でしたー。

二部は、どこやろ?ちょっと民族色感じる速い展開の曲から。
続いて、かんちゃんがソロでも、リョカンカン・ダ・ファミリアでもやってる
「オリエント急行的」。
なんか二部に入って、テンポアップした感じやな。
うーん、やはりソロともリョカンカン・ダとも違うなあ。
ほんまに、情景がうかぶ。
しかも、なんか楽しげな情景。
マリンバの少しアクロバティックな動きが、そう思う大きな要因かもしれん。

お!二部に入って、音圧も高くなってきた。
もうかわいいだけや済まん、
不協和音混じる哀愁も漂う音楽になって来た。

おお!ピアソラの曲!
マリンバのソロから始まった。
今度はゆったり目で大人っぽいーおーしゃーれー!
なんか豊かな時間、過ごさせてもろてます。
おおきに!

ラストはアルバムタイトル「旅する麒麟」。
山あり谷あり、構成が面白い曲やなあ。
なるほど、それで「旅する」か。

アンコールの曲は、雄大やけど親しみやすい感じで、
なんとなくエンリオ・モリコーネ、感じましたわー。

そしてダブルアンコール。
いろいろ聴かせてもらったけど、
女の子らしい柔らかさと可愛らしさ、そして気品も感じる演奏でございました。

そして、さすがDbar、よんちゃんの料理はこの日も美味しかったです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA