ペニー・スー、ピロ男爵、リー・ルード@アガッタ。

昨日は、アガッタのフライデーライブに。
出演はワシが秀逸なネーミングやなあ、
と感心するお二人、リー・ルードくんと、
ペニー・スーさん、そしてぴろ男爵さん。

まずは、和歌山からペニー・スー さん。
じっくり聴くのは初めてだ。
ストリッパーや、閉館するストリップ劇場、
50歳でデビューした女子競輪選手、
高松美代子さんをモチーフにした曲など、
ペニーさん独特の視点が鮮やかな曲が続く。
当たり前だけど、人のいるところ、
世界中のどこにでも人生はあって、
やっぱりどの人生も一所懸命で、
一所懸命だからこそ、
哀しくおかしいんだなあ。
ペニーさんの曲はそんなことを気づかせてくれる。
8月11日、愛媛の道後温泉で、
ペニーさんがストリップのステージに上がるらしい!
いや、脱ぐんやなくて(笑)、
ペニーさんの演奏に合わせてストリッパーが踊るらしい。
競演はギターパンダさんや
広島ヲルガン座のゴトウイスミさん。
ご近所の方、これは必見ですよ!

次のぴろ男爵さんも和歌山から。
ぴろ男爵さんは、まったくの初聴。
ロックンロールもありーの、
切ないメロディで世界の矛盾と、
それを超えていくことを歌う歌ありーの。
50過ぎのおっさんからしたら、
青臭くもある歌詞なんだが、
青臭いことは、決して悪いことではない。
そこに彼のその時点での真実が込められていたら、
青臭くても、その歌は青臭いまま、
普遍性を獲得して、歳取ってからも
歌える歌になるんだろう。
ちょっとボブ,ディランのノーベル賞のこと、考えてしまった。
「風に吹かれて」を作った頃は、
ディランも、まだ小僧だったんだろうなあ。
もちろん、あれからもディランは年輪を増すごとに、
素晴らしい歌詞を作ってて、
それを評価されてのノーベル賞だと思うけど、
やっぱり報道で使われるのは、風に吹かれて、とかが多い。
なんとなく、ディランはそれが照れくさかったんやないかな、
それも受賞式に出なかった理由のひとつだとしたら、
おもしろあな、とか、ふと思った。

トリはリー・ルードくん。
最近は多数の出演者の一人として聴くことが多くて、
ゆっくりいろんな曲、聴けたのは、久しぶり。
ギター、渋いなあ。
メロディーも魅力的で、けっこう惹かれる。
歌もMCも声をフルボリュームにして、
悪く言うと、がなってる感じが多い気がする、
僭越ながら、小さな声で説得力のある歌い方が出てきたら、
大きな声の方にも奥行きが出てきて、
もっと幅が広がるかもしれんなー、と思った。
ほんま、僭越で、リーくん、ごめんなさい!

ライブのあと、ペニーさんとゆっくり話せた。
なぜか、今度、ペニーさんと
ストリップツアーに行こう!
という話で盛り上がってしまった(笑)

ペニーさんが帰ったあとは、リーくんと、
客で来てたグラサンズのジュンジュンさんと
めっちゃ盛り上がって、楽しかったんだけど、
例によって何話したか、覚えておらず(^_^;)

ペニーさんとピロ男爵さんとリーくんのツアー「高松美代子の春」、
今日は和歌山で最終日らしいです。
お近くの方はぜひ!

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