テネシー・ラブレス展@ステラホール。

ワシが一番よくいく映画館は、スカイビルのタワーイースト、シネリーブル梅田。
そのすぐ近く、タワーウエストのステラホールで、テネシー・ラブレス展があって、
事前申し込みしたら、無料で入れるらしいので、申し込んで、
映画を観にいくタイミングで行ってみた。

う〜む、この人、ディズニーの専属らしく、
テネシー・ラブレス展と言うよりは、この人を中心にした展示即売会やな。
それにしても、さすがディズニー、さすが人気のアーティスト。
昨日始まったばかりなのに、けっこう売れてる。
と言っても、ワシの買える値段ではないので、
係の人が話しかけるたびにビクビクしてた。

色使いが大胆で、今時で、ポップだけど、
なんとなく、キース・ヘリングとウォーホールを掛け合わせたみたいな画風やなあ。
作品の前に自分のTシャツで立つ上の写真も、
キース・ヘリングのお得意ポーズに似てる気がする。

日本をモチーフにした絵では、少し村上隆さんのイメージも混じる。

説明読んでいくと、この人、極度の色別障害があって、
青と緑とか、ピンクとオレンジとか区別がつかないらしく、
色から受ける印象を本や聞き取りで調べて、
それを頭に叩き込んで、色付けしてるらしい。
だから、こんな大胆な色付けができるんかもな。
ほんで、かなり、理論的に色付けしてるんやな。

まあディズニーなんで、そのアートを
そつなく確実に売りに繋げて行く商売上手さを、
すごく感じてしまって、
元々、こういうアートに、衝動とか、
自分でコントロールしようのないものを求めるワシには、
やや出来過ぎで、物足りない感じもした。
アートとして観るよりは、デザインとして観た方がしっくり来るかなあ。

ちょっと驚いたのは、ディズニーの即売会なので、
この人以外の作品もいろいろ売られていて、
ワシの苦手なラッセンさんの120万もする絵が売約済みになってたことだった。
やっぱり、ああいう絵、少なからぬ需要があって、
120万出しても欲しいって言う人がおるんやなあ。
人の好みって、ほんま色々やなあ。

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