T字路sの妙ちゃん役者デビュー。映画「メタモルフォーゼの縁側」。

T字路sの妙ちゃんが役者として出演して、
音楽もT字路sがやってると聞いて、
何の予備知識もなく、映画「メタモルフォーゼの縁側」観に行って来た。

始まると、すぐにBLがモチーフの映画だと分かった。
道理で、観客、ほとんど女性だったわけだ。
なんか無茶苦茶恥ずかしくなったけど、
どぎつい濡れ場シーンはないし、
ほのぼのするええストーリーだったし、
妙ちゃんも、堂々とええ演技してたので、
やっぱり観に行って良かったです。

映画は、芦田愛菜ちゃん演じる引っ込み思案な女子高生と、
宮本信子さん演じる元気で明るいおばあちゃんが、
BL通じて友情を育む物語。

宮本さんはともかく、愛菜ちゃんも芝居、うまいなあ!
子役のイメージに引きづられることなく、
ちゃんと存在感のある女子高生になってた。

ほんと、嫌なところがひとつもない、気持ちいい映画でした。

最後の方、BLの物語の中の言葉として、
「あなたといると自分の形がわかる」
みたいなセリフが出てくる。
ええ言葉やなあ、思った。
きっと愛菜ちゃん演じる佐山うららちゃんも、
宮本信子さん演じる市井野雪さんといることで、
自分の形を理解して行くってことなんやろうな。
歳が離れていようと、同性であろうと、
恋愛であろうと、友情であろうと、
そういう関係の人間がいるってことは、
人生において、本当に幸せなことなんだと思う。

最後に愛菜ちゃんと宮本さんで、T字路sの名曲「これさえあれば」をデュエットする。
これが、また、いい。
二人とも上手いし、お互いを思い合う気持ちも見えて来て、
いつまでも聴いてたいなあ、思った。
宮本さんのスキャット、めちゃくちゃかっこよかった。

※そのデュエット動画は観られなくなってましたが、
一部、聴ける動画がありました。
(20231031記)

ちなみに、妙ちゃんは、愛菜ちゃん演じる佐山うららちゃんのお母さん役。
随所にT字路sの音楽、使われてて、
これがまたいいのでありました。

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