タクシーの運ちゃんとドライブ。
本日のミッションは、名瀬に帰ることだけ。
思いついたまま動こう、と思って、
加計呂麻から古仁屋について、まず桟橋の横にあるAコープに寄る。
「そう言えば展望台があったなー」と、思いながら、
Aコープを出ると、その真ん前で
道端の草を引き抜いてる感心なタクシー運転手さんがいた。
「高知展望台まで、どれくらいかかりますか？」と声をかける。
立ち上がって振り向いた瞬間、
お互いに、あっ！
一昨日、嘉鉄で庭を見せてくれたおじさんだった。
タクシーの運転手さんだったのか。
こないだ案内してくれた運転手さんは同僚か。
道理で気持ちよく庭見せてくれたはずだ。
「メーターで行って帰ると3000円くらいかな？
でも2000円で行って帰ってあげるよ。」
ちょっと迷ったが何かの縁だと乗り込む。
今日はかなり天気が回復してたので、
高知山展望台からの見晴らしは素晴らしかった。
今回ワシの琴線に触れまくったヒカゲヘゴをこんな近くで！
葉っぱもええ！
触るとけっこう柔らかい。
食えんのかな？
幾何学的な感じやなあー。
ええなあ。
うっすらと請島、与路島が。
かっこいい造形やなあ。
咲いてるとこは見なかった。
なぜかほとんどが上を向いて落ちてた。
帰りのタクシー乗ると、
「もうひとつの油井岳展望台もいいよー。
プラス1000円で行こうか？」
なんかムードで「はい！」と言ってしまう。
油井岳展望台も、また風景変わって良かった。
海は伊須湾から太平洋。
かわいい。
ずっと座っていたい。
油井岳展望台を後に、タクシー乗り込むと、
「こないだは天気悪くて残念だったねー、
嘉鉄もその先のヤドリ浜やホノホシ海岸も今日ならいいだろうねー。
プラス2000円で行くよー」
さすがに断ろうとしたが、
「こんなとこまではなかなか来れないからねー。
お客さんに見て欲しいなー」
「じゃあ行きましょう」
押しに弱いなあ、ワシ。
奄美有数の海水浴場らしい。
波も穏やか。
なんの花か知らんけど。
軽くて、コロンコロンと音がする。
外海なんで、波が高い。
ホノホシ海岸の丸い石は、軽くて、特徴のある音がする。
けど、やっぱり行って良かったなあ、
とは思いました。
最後のホノホシ海岸に行く途中、
無線で新しいお客さんから呼び出しあったみたいで、
帰りはすげースピードで岬を回る回る。
おじさん、わかりやすいけど、怖いわ！
お世話になりました！
最後におじさんの写真撮らせてもらうと、
おじさん、「ロータリーの中をそのスピードで？」と言うような勢いで次の現場に向かって行きました。
