「中西レモン＆すずめのティアーズ」二連発②CHOVE CHUVA。

夜は、CHOVE CHUVAで、ワンマンライブ。
ワシうっかりしてて、予約忘れてたんですが、
キャンセル待ちで、ギリギリ滑り込みました。

けっこう早めに会場着いたつもりでしたが、
もうむせかえるほどの満席っす！
皆さん、ようご存じやな。
これは大ブレーク寸前なのかも。
ワシ、キャンセル待ちのたぶん、一番最後に予約した客なので、
慎ましく入口の隅っこに座らせて頂きました。

ハーモニーかと思うと、ポリフォニー、またハーモニー、
すべてが、切なく美しい。
ほんま、昼間に味わった興奮が、さらに増幅されます。

みゆきさんの縦笛か横笛か、
リコーダータイプなんか、フルートタイプなんか、
音の出し方も分からんけど、めっちゃええ音する笛も好き。

へー野球拳て、愛媛発祥なんや。
中西レモンさん、毎年呼ばれてるらしい。
で、レモンさんボーカル、すずめのティアーズ伴奏で「野球拳」。
伴奏は、ちょいメランコリックな大人の「野球拳」でした。
いえ、エロい意味ではなく（笑）

レモンさんのボーカルは、いつもニコニコしてる感じなんやけど、
ものすごく遠くまで届きそうな声やなあ。
民謡って、もともとコミュニケーションのツールでもあったんかな。
遠くまで聞こえるってことも大事な要素のひとつで、
あの喉を全開するような唱法ができたんかもしれんなあ、と思う。

レモンさん、皆さんがへー！と唸る蘊蓄を散々語ったあと
「ほんとかどうかは検索してください」てのが定番ギャグらしい（笑）

ア・カペラで、頭から三声！
難しいこと、ニコニコしながらやらはるなあ。

「津軽甚句」でレモンさんの声がますます遠くまで響き渡ったあと、
前半ラストは「ポリフォニー江州音頭」！！
ああ、この極楽ポリフォニーをひとつにする
一定のタンバリンのリズム、気持ちええなあー。

二部も、レモンさん、MC快調（笑）
思ったこと全部言うもんやから、
元々なんの話してたか分からんようになる。
楽しいわー。

あがささんの発言「どこがか分からんけど、合いの手、イエス（バンドの）っぽい」（笑）
なんとなくわかる気もする。
「Close To The Edge」の「I Get Up I Get Down」って歌うあたりのことかな。

奄美＆セルビア（やったかな？）紡ぎ歌のミクスチャー。
すずめのティアーズの極楽ハーモニーに、
どこまでも届くようなレモン先生の声が乗る。
ほんま、あちらの世界で聴く音楽のような気がしてくる。

レモンさん、人の話、きちんと聴いてないのか、
話の合いの手、何度も間違わはる。
歌の合いの手は完璧なのに。
おもろい！

ほんま、歌はすごい！笑いながら遠くまで届く声。
MCのあかんっぽいとこ含め、もう一日ですっかりレモンファン！！
どの曲聴いても、めっちゃ良くて「もっともっと聴かせてくで〜〜」って気になる。

ラストはレモンさんが、桜川唯丸通信講座「モノガタリ宇宙の会 」やったかな？
で習った江州音頭。

アンコールは北海盆唄で賑やかに。
ほんまいつまでも続いて欲しい、聴いていたい。
ライブでございました。

最後、面識ある、あがささんやみゆきさんに、ご挨拶さて頂いたら、
横にうてはったレモンさんに、
「昼も夜もありがとうございます」
ゆーてもらえた。
覚えててくれはったんや！
めっちゃ嬉しい！

最後の最後まで感激させてもらえるライブでした。
また行くぞ！絶対行くぞ！