上の助空五郎、カオリーニョ藤原、斎藤一郎@ムジカジャポニカ。

昨日の夜は、ムジカで観るのは久しぶりの上の助空五郎くんから。
ウクレレでボサノバ。こりゃ〜いきなり極楽だわ。
「お願いしたいことは、ただひとつ。楽しんでくださいね」。
このスタートメッセージが、ボードヴィリアン、空五郎くんの
ステージに登る気持ちを、余すところなく伝えてるなあ、
というのは、終わってから気づいたことでした。

二曲目からは、コントラバスの斎藤一郎くん、参加。
あ!こりゃいい!極楽の敷地が広がった感じやな!(笑)
口(くち)トランペットに、タップ、
次々でて来る目にも耳にも楽しい技。
こりゃ、言われなくても楽しむでしょ。

「嘘は罪」が甘く優しく、響く。
歌詞は結構シビアなんやけどね(笑)
甘噛みされてる気分で、気持ちいいやら、こそばいやら。

飛騨弁のボサノバは空五郎君が「サルボボッサ」と名付けたらしい。
ちなみに「さるぼぼ」は、空五郎君の故郷で、今も住んでる
飛騨高山の郷土玩具。※写真はネットから拾いました。

この曲の飛騨弁、ほんまポルトガル語に聴こえるわ。
いや、ポルトガル語、知らんけど。
あ、飛騨弁もわかってないけど。

「オーマイディア」は鹿撃ちの猟師さんの歌。
なんかアイルランド民謡とちょっと昔の歌謡曲が混じったような、
ほのぼのとした懐かしさ。
一郎くん、弓もええなあ!

歌詞もいいなあ。
鹿を敬いながら頂く、気持ちの底には、
アイヌや沖縄にも通じる気持ちがある気がした。

おお!カオリーニョ藤原さん登場!
前半で早くも三人の共演!
曲は「カモシカカモ」。
楽しい!カオリーニョさん、ギター叩いて、まったく弾かず(笑)
パーカッションとして使用したのか。

しかも、次の曲ではエレキに持ち帰る。
アコースティックギター、完全にパーカッションやん!(笑)

ちょっとロマンチックなレゲエで会場柔らかく揉んで、
一部ラストは「パンデミックラブ」。

二部はカオリーニョ藤原さんソロから。
カオリーニョさん、最近デフォルトでお化粧してはります。
今日はネイルまで!
お会いした時、「今日もお綺麗ですね」ゆーたら、
えらい照れてはった(笑)

ブラジル系から始まりましたー。
ああ、これも極楽ー。

ガラッと雰囲気変わって、青江美奈さんの「恍惚のブルース」。
色っぺー(笑)
こぶしと軽快なリズムの共存、流れるような美しいギター。
カオリーニョさん、やっぱりすごいわ。
「名人芸!」空五郎くんの声が飛ぶ。
ほんまに!

その空五郎くんもステージへ。
飛騨弁バリバリのボサノバ。
途中で歌詞が飛んだりもしましたが、
最後は気持ちよく聴かせて頂きました。
一郎くんもステージへ。再び三人で。

ああ、ええスイング。
気持ちええ。
一郎君のコントラバス、カオリーニョさんはエレキギター、
空五郎くんはウクレレで、変則弦楽三重奏やなあ。

空五郎くん、新生湯たんぽウォッシュボード持ち出して
「Don’t you just know it」。

三人とも凄腕でやけど、それ以上に客を楽しませようとするエンターテイメント魂。
帽子芸も、決まりました。
ほんま、楽しいステージでしたわ。

アンコールはカオリーニョさんと空五郎くんで、
カオリーニョさんの「人生の花」。
空五郎くんがカオリーニョさんを知るきっかけになった歌らしいです。

ああ、最後までうっとり、ええ気持ちですわ。

ダブルアンコールは、三人に「Just A Gigolo」。
空五郎くんの口楽器は、トランペット、トロンボーン、ミュートトランペット、と多彩!
ラストはちょっとムーディーに。

やー、ほんま最初から最後まで、
知らん間にずっとニコニコしてるようなライブでしたわー。
他のお客さんも、みんなずっと楽しそうな、
和気藹々ステージでございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA