キチュウ、ザ・クルクルパァ〜ズ、ダニエル斉藤 × 岡内章＠十三レインコート。
昨日は、久しぶりに十三のレインコートに。
キチュウくんから始まる。
本番前のチューニングで弦を切る。
なんかもう始まる前からキチュウくんやわ。
始まりると、相変わらず暑苦しい（笑）
「アイシャルビーリリースト」大好きな曲。
キチュウくんがやると、
心なしか、イラッとするのはなんでなんやろ（笑）
「雨の千日前」は、キチュウくんの曲らしいけど、
夜久くんが歌ってるの聴いて、初めて
「けっこうええ曲かも」と気づいた曲（笑）
それからはキチュウくんの聴いても「ええ曲やな」と思うようにはなりましたが。
キチュウくん指名のコール＆レスポンスの外し方、
宮坂さん、最高っす！
ライブ終了。なかなか良かった！
何が良かったって、けっこう早めに終わったのが（笑）
って、いじりすぎたかな、ごめんごめん。
まあ、キチュウくんのこういう芸風、
ある意味エンターテイメントやから、
おもろい人には、たまらんのでしょうね。
続いては、いろんなバンドで聴かせていただいてる
ベースの宮坂さん所属の新バンド「ザ ・クルクルパァ〜ズ」。
前情報、一切なし。
なんか始まる前から、妙なムード。
おもろそうー。
フロントの人は路上でアクセサリー売ってるみたいな雰囲気やな。
宮坂さん、座ってコントラバス弾いてる。
初めて観るかも。
ゆっくりとしたインプロビゼーションみたいな演奏から始まり、
ゆっくり目のドアーズみたいなボーカルが入ってくる。
幻想的っちゃ幻想的、かなりサイケな演奏やなあ。
あれ？宮坂さん、いつの間にか立ってる。
だんだん歌、というより詩の朗読みたくなって来た。
宮坂さん、ルーパーやら、サンプラーとか使ってるのか？
今度はコントラバス置いて、エフェクター操作に徹してる。
アコースティックと電子音の混ざった不思議な世界。
穏やかな波のようにゆっくりとうねる。
ときどきそのうねりが高まりを見せると、
かなりのエネルギーを発するけど、
そのエネルギーも、いつの間にか霧散していたりする。
捉えどころないけど、おもろい演奏でしたわ〜〜。
そしてトリは、ダニエル斉藤さんと岡内章さん。
岡内さん、ザ・たこさん抜けてから聴くの初めてですわ。
まずはダニエルさんの弾き語りから。
お名前は聴いてたけど、演奏聴くのは初めて。
ちょっとフォーキーで、独特の声で、気持ちええ声やけど、
歌詞は少しクセがあって面白い。
二曲目で岡内くん登場。
相変わらず、想像ちょい上くらいの身長！（そら変わらんか）
ダニエルさん、MCも、おもろいなあ。
抜いた味のあるワシ好みの喋り。
キチュウくんの押せ押せ喋り、聞いたあとやから、
余計にホッとする（笑）
「呼吸のうちの七割がため息」らしい（笑）
ダニエルさん座ってて、岡内くん立ってたら、
見た目の差、約二倍やなー。
岡内くんのベース、ほんま久しぶりやけど、
相変わらず、音がひとつひとつクリアで、きれい。
そして気持ちいい。
なるほど、コンビ組む理由が見えた気がする。
ダニエルさん、今は大阪やけど、今年4月までは高知で会社員してはったらしい。
さすがブルースの高知！（ワシの勝手な感想だが）
三曲目は「僕の生き様のブルース」。
ほんま歌に、そのユニークなキャラが滲み出てて、ええ感じ。
岡内くんもコーラスで加わる。
ダルッとしてええ感じ。
二人の息の合い方がピッタリ過ぎるくらい。
テンポがよう変わる曲でも、ずれることが、ほぼない。
それが、すごく気持ちええ。
思うまま、気持ちでテンポを変えるダニエルさんの呼吸を、
岡内くんが読んで、ピタッと合わせてる感じがした。
こら、けっこう一緒に練習してんとできんやろなあ。
ブルースっぽい曲でハイトーンの声が
少しハスキーになるのがええ感じやな。
ちょっとカサスリムさんを思い出す。
つまりワシの好きな声。
ところどころ歌詞飛んじゃったみたいやけど、
リカバーの仕方も、ゆるっとしててええ。
プラス岡内くんのナイスサポート！
背もたれの強度に全幅の信頼寄せたかのような、
後ろにのけぞって、もたれ切ったギターソロもええな。
藤島さんと言い、ROIKIさんと言い、矢野絢ちゃんと言い、高知県、
ほんまキャラも音楽も個性的なミュージシャンの宝庫やなあ。
しかもワシの好きな感じのキャラ立ち。
音楽のタイプはみんな違うけど、
それぞれ縛られず、自分の自然な音楽やってるとこは共通してる気がする。
おお！ズブズブブルースやり始めると、やっぱガツンと来る。
アンコールは再び弾き語りで。
このちょっと70年代フォークっぽい曲もええなあ。
ダニエルさん、初めてやったけど、かなり気に入った。
是非、岡内くんとのコンビで、
いろいろやって欲しい。
それを、いろんな場所で聴いてみたい。
初視聴二組のライブ、どちらも、全然違うタイプやったけど、
おもろかったです。
