ワイン版「クール・ランニング」、ではなかった。ドキュメンタリー映画「チーム・ジンバブエのソムリエたち」。
※ちょっとネタバレあり。
てっきりワイン版の「クール・ランニング」やと思い込んで観に行ったけど、
「チーム・ジンバブエのソムリエたち」は意外や、ドキュメンタリー映画でございました。
ジンバブエって、ワイン空白地帯らしく、
チームの四人は、そのジンバブエから難民として南アフリカにやって来て、
ワインと出会ったらしい。
そんなワインにルーツのない四人が、ソムリエの世界大会に出ちゃうんやから、
物語がないわけがない。

と言っても、ドキュメンタリーだし、ハリウッドでもないので、
クール・ランニングのような、わかりやすい感動シーンとかはありまへん。
けど、なんだか観てて楽しくなっちゃう映画ではありました。
その一面、四人ともジンバブエから、命からがら南アフリカに亡命してるので、
ジンバブエの置かれた状況、南アフリカの治安の悪さとか、
ドキュメンタリー映画ならではの描写もあって、
ジンバブエとか、少し音楽を聴いたことがあるくらいの知識しかないワシには、
大変勉強にもなる映画でもありました。
おもろかったのは、チームがフランスで雇ったコーチ。
こいつがもう「キャステイングしたのか?」と思うくらい、
とぼけた腹立つ顔してて、チームのメンバーより、
「ワシがワシが」としゃしゃり出て、チームを困らすし、
それどころか、大会ルールちゃんと分かってなくて、
チームに余計負担かけてしまうところ(笑)
「やらせちゃうか?」と思うくらい、
映画のアクセントになるキャラクターでした。
最後「その後のチーム」が短く紹介されるんやけど、
このコーチなしで臨んだ次の大会で、
成績をグンと上げたらしく、
心の中で、このコーチに「ざまあみろ!」と思ったところで
映画が終わったので、
なんだかいい気分で観終わりましたとさ。

