観てる方も、泣いたり、笑ったりでした。映画「泣いたり、笑ったり」。

泣いたり、笑ったり」は、
片方はかなり特殊だけど、子どももいる老年の父親同士が恋に落ちて、
その結婚式に向けて起こる家族の騒動を描いた映画。

コメディと思って観に行ったんだけど、
けっこう「家族」というもんを、改めて考えさせられるヒューマンドラマでした。

面白かったのは、いわゆる上流階級、セレブに属する家族の方が、
一人を除いて、父親の男性との結婚に寛容で、
漁師をやってる、明るく豪快な家族の方が、
保守的な感じやったとこ。
まあ、家族家族によって、いろいろ違うんだろうし、
この映画の中でも、セレブ側にも、納得できない人もいたりするんやけど、
実際、そういう傾向あるんかもしれんなあ、思った。
特にイタリアだったら、そうかも、って
イタリアのこと、よくわかってないけど、思いました。

物語は、家族それぞれの葛藤が丁寧に描き分けられてて、
すんなり楽しめるストーリーでした。
笑うところよりは、キュンとするとこの方が多かった気もするけど。

ワシやったら、と思うと、性向は置いといて、
自分のおとんが、セレブの方の父親やったら、嫌やなああ、
漁師の方やったら、嬉しいなあ、思いました。

最後は絵に描いたようなハッピーエンドで、
2時間、ある意味、安心しながら、楽しく過ごさせて頂きました。

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