ドキュメンタリー映画「SAVE HENOKO」「宮古島からのSOS」。

昨日に続き、十三のシアターセブンで、
「森の映画社」のドキュメンタリー、
約1時間の映画を二本立てで観る。

まずは、「SAVE HENOKO」。
知らんことがいろいろあった。
辺野古、知事選に勝つだろうと、
与党側が「勝ってからでええか」と公にせず、進めてたルール無視のことが、
デニーさんの勝利で、いずれ問題になってくるだろうこと、
辺野古の土地は活断層銀座だったり、
マヨネーズと言われるくらい軟弱な地質だったってこと、
なぜ胸張って「辺野古一択」と
言い切れるのか、不思議になるほどだった。

もっと驚いたのは「宮古島からのSOS」。
中国脅威論を盾に、自衛隊基地が建設されようとしている。 
そこでも、次々と明らかになるルール無視と約束違反。
ベトナム人労働者の重労働など、
働き方改革とかだれがゆーてんの?な山積みの問題。
ことは、宮古島に留まらず、与那国から石垣、宮古、本島、
奄美、鹿児島の馬毛島と、
琉球弧要塞化を図ろうとしているかもしれないと、
思わせる計画が進みつつある。
知らなかったことだらけだ。

それを教えてもらったのは有り難かったが、
特に辺野古の方は、少し感情的に描きすぎな気がした。
権力側の酷いことは、十分理解するが、
そこを見せても、なかなか人の気持ちは変わらない気がする。
情に訴えても、鼻っから、「政府が正しくて、反対する人が間違ってる」と
思ってる人の心は変えられないと思うのだ。
どれだけ訴えても「大変だけど、あなたが間違ってるから悪いのよ」と
思われるだけではないだろうか。
せっかく事実として「辺野古ありえん」て事柄がいっぱいあるんやから、
そこを中心組み立てたらええのに、と少し思った。

しかし、宮古島のこととか、
まったく報道してない内地メディアには、猛省を促したいなあ。

映画観終わってからのトークショーも
聴きごたえ、ありました。

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