生誕140年 橋本関雪 KANSETSU ー入神の技・非凡の画ー@白沙村荘 橋本関雪記念館。

現在京都では、東山一か所、嵐山二か所の三か所で、
生誕140年 橋本関雪 KANSETSU ー入神の技・非凡の画ー」が開催中。
実は、それほど好きな画家ではないのだが、
(特に人物画がなんか苦手。苦手の理由は不明)
橋本だし、白沙村荘、前は通ってるけど、
長い間、入ってないので、庭を見るだけでもええか、と行ってみた。

銀閣寺道でバス降りて、
Googleマップを見る。
あれ?こっちに行くの?
銀閣寺道に面してなかったっけ?

と思ったが、言われるままに行ってみた。
やっぱり入口ないやんか!
ほとんど一周してしまったやんか!
Googleマップさんの嘘つき!

まあ、見たことないくらいでかい
「橋本」の表札見られたから、ええか。

なんや分からんけど、ワシの好きな緑と白の配色の花も観られた。

ようやく入口。
やっぱり銀閣寺道に面しとる!

お庭は、素晴らしかった。
寺院の庭園とは違って、
自然そのまま、いう感じの庭が、
「きっとずっとおっても飽きないんやろなあ」思わせてくれる。
ところどころにある茶室や、
池の蓮も、落ち着く気分を、高めてくれる。
こんだけ綺麗に保つって、
きっと手入れは大変なんやろうけど。

池の近くにあった、灯籠、、
かと思ったら、灯を入れるところはなくて、
全部の面にお地蔵さんみたいなのが刻まれてる。
近くにいらっしゃったボランティアガイドさんに尋ねてみたが、
何のためのものか、どうやって使うものか、分からなかった。
家に帰って調べてみたけど、やっぱりわからかった。
不思議なもんやなあ。
ほんま、初めて観た。

すごく広い部屋があったので、
またボランティアガイドさんに尋ねると、
ここはアトリエで、ここで橋本関雪さんが絵を描いていたそう。
流石に大画家!めっちゃ広くて、気持ちええ部屋やん!

でかい礎石のような、丸い平たい石は、
かつて、石原裕次郎さんと宇野重吉さんのCMに使われた石らしい。

羅漢さんたちかな?石像も楽しい。

園内にある美術館。
やはり人物像は少し苦手。
猿の絵が毛の質感とか動きのあるところとか、
気に入りました。

美術館の二階にベランダがあって、
そこに出て、大文字山を眺めてた時、
ちょうど4時になったのか、
寺の鐘が何度か鳴って、
静かさが、むっちゃ心地よくて、
「なんか生々しい欲望とかなくなったら、
この辺りで、山を見ながら過ごしたいなあ」と、
京都に引っ越したい欲が、強まるのでありました。

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