Colloid@Dbar。

こないだの土曜日は、茨木市のDbarにColloidのライブを観に行った。
もう何度も行ってるので、
書くことなくなりそうやなあ、と思ってても、
新しい発見がいろいろあってしまうのが、ほんま凄いと思う。

まずは、この日の衣装が、白くてええ感じやったなあ。
そこまでは計算してないと思うけど、
始まる時は、後ろのガラスブロック、
まだ明るくて白っぽかったのが、
青を経て、次第に黒くなっていくのにつれて、
白い衣装が、浮かび上がってくるみたいに感じた。
もし計算してたとしたら、すげえ演出やなあ。

安友子さんとアッコちゃんのボーカルの掛け合いみたいなんから入る曲、
少しずつ育てて来たものが、
バイオリンきっかけで、一気に、荒れ狂うみたいで、
カッコよかった!!
シトシト降る雨が、とうとう堤防を決壊させて、
奔流で暴れまくるみたいな。
爽快感ゆーてええんかな?
ラフティングボートで、
その激流に翻弄されてるような気分。
というと、乗り物酔いしそうやけど、
実際は、めっちゃええ気分でした。

曲は相変わらず凄いんやけど、
MCは、こっちも相変わらずの、
ゆるゆるのぐだぐだ。
ひろちゃんのゆるぐだを止めようと入った誰かも、
ゆるぐだになって、、(笑)
この日はあずみちゃんまで、ちょいゆるぐだで、
これを止められるのは、安友子さんだけや、
ゆーのが、よー分かりました(笑)
あんな奥行きある詩を書くアッコちゃんが、
なぜ、ゆるぐだに巻き込まれて、
自分の現在位置までわからなくなるのか、
ときどき不思議になる。
まあ、その迷子、期待してもいるんやけどね(笑)

けど、そのぐだゆるは演奏には全く入り込んで来ない。
不思議なくらい、演奏は別物。
なんやこの日の演奏は、ゆったりもたれかかれそうな
大きさと優しさを感じたなあ。

Colloidの音楽って「Colloidの音楽」、
としか言いようがないくらい統一感あるけど、
要素としては、アフリカや奄美、ヨーロッパや台湾、ケルト、モンゴルとか、
世界中の音楽が混じってる。
その要素は新しい曲を聴くたびに増えてる気がする。
驚きやなあ。
もうジャズとかクラシックは、地層の下の下におるんで、
パッとは気づかんけど、
ときどき、感じることがあって、
「ほんまに厚みのある音楽やなあ」と驚かされる。

ア・カペラで、ど頭からハモる曲とか、
ピッチだけでなくペースもピッタリ合ってて、
こんなズンどこMC娘たちやけど、
よー練習重ねてるんやろなーと感心してまう。

ああ!最後まで、やっぱり素晴らしい。
それにしても今日も何回MC迷子になったことか。
アンコールは観客も一緒に。
最高に気持ちえー!

ライブ終わりに決心。
「今度はなんか迷子になるか数えとく!」。

終わってから、しばらく興奮が続いてて、
「次の日、大事な用があるから飲まんとこう」と思ってたのに、
けっこう飲んでしまう。
けど、そのうち、観客できてた阿部万里江さんや
お店のヨンちゃんも含めた
大ガールズトーク大会が始まってしまった。

こうなるとワシに入っていく隙があるはずもない。
「ええタイミング!」と思いつつ、
Dbarを後にした。

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