トロピカルブラザーズ&輪/Ring(from石垣島)@Épice Cafe 。

火曜日の夜は、中崎町移転後のÉpice Cafe(エピスカフェ)に初めてお邪魔した。
石垣島の輪ちゃんが大阪にやって来たのであった。
新エピスにも行きたかったので、願ったり叶ったりの場所であった。

石垣島から来てくれたんやなあ、というのを実感する「月ぬ美しゃ」から。
民謡調ではないけど、輪ちゃんのきれいな声に合ってるなあ。

オリジナル曲は、粦ちゃんらしい伸びやかな声が、溶けていくようで、
誠実な言葉とメロディが耳に残って行く。

「帰り道」って曲、ハミングで童謡を自然に入れ込むの、ええアイディア!
帰り道の情景が、そのハミングで、いろいろ頭に広がる。

輪ちゃんの歌は、ちゃんと毎日を、
笑ったり泣いたり、悩んだりしてる人の歌やなあ。
ほんまは誰でもが泣いたり笑ったりしてるはずやと思うんやけど、
歌作るときになると、そんなん置いといて、
「君は頑張れる」とか歌う人、多い気がする。
人のことゆーてる余裕なんて、あるんやろか?思ってまう。
輪ちゃんは正直やから信用できる。

タイのフォークソングは、清らかなせせらぎみたいな、可愛らしい曲やった。
終わってから輪ちゃんに「前に石垣で聴いた方丈記にメロディつけた歌が印象的やった。」
ゆーたら、
「は!!歌えば良かった!!」言われた。
リクエストすれば良かったなあ(笑)

対バンは、今回のライブを組んだひさぼんがボーカルのトロピカルブラザーズ。
トムウェイツのカバーから始まる。
ひさぼん、最近飲みでしか会ってなかったけど、歌うと、
やさぐれてて、優しくて、ちょっと色気あって、ええんよなあ。
飲んでる時からは想像つかんわ(笑)

潤二さんの寄り添うギターは、ひさぼんを知り尽くしてる。
潤二さんのひと声でとどめ刺す歌の落ち、決まりました!(笑)
(下の動画参照)

Épiceの店長とひさぼんは、長い付き合いらしく、
MCでの店長いじりも冴えとる。

これがひさぼんが、いじり倒した店長の「パンク待ち(まち)」(笑)

初めて思ったかもしれんけど、ひさぼんの歌って、
ベースはブルースやアーリーアメリカンやと思ってたんやけど、
なんとなくシャンソンも混じってる気もしてきた。
いずれにしろ、おもろくて、他にはない歌い方やと思う。

ラストの曲で、今回初めてかな?ハモった。
哀愁ある、ええハモリ、美味しゅうございました。

アンコールはコーエン先生の「ハレルヤ」。
ちょっと意外やったけど、
これも、誰にも似てない、迫力ある、ええハレルヤでした。
ひさぼんのボーカルも熱いけど、
潤二さんのギターがむちゃ熱!でした。

客席に最近ひさぼんとようつるんるらしい優作くんの兄貴、
大兄ちゃんがおったんで、
翌日にあるワシ主催の優作くんの出るライブ、
「行くの?」と聞くと、
きっぱり「行かん!」言われてもた(笑)

中崎町、意外と近いことがわかったけど、帰り道は、知り合いの店だらけで危険ですわ。
この夜もトミーくんの「BAR 夜垂レ」に寄ってしもた。
次の日、主催イベントあるんで、ほんの一杯のつもりやったのに、
久しぶりに喋るトミーくんとの話が楽しすぎて、
けっこう長居してもた。
けど、ちゃんと意識あるうちに帰れましたよ!
主催者の自覚ですな。(いばるな!普通や!)

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