こんなライブになるとは思いもしませんでした。「路地裏交差点」マルチーズロックもりと&良元優作@釜晴れ、めちゃくちゃ楽しかった。ありがとうございます。

昨日、おにぎり印プレゼンツ「路地裏交差点」、無事終了いたしました。
予想外の宴会のような楽しいライブになりました。
ありがとうございます。

忘れんうちに、この日のこと、書いておきます。

15時半、釜晴れに向かうと、
なんやめっちゃ西成に馴染んでるおっさんが、
店の前に座って、こっちに手を振ってる。
あれ?もりとやん。

もりと、実は前日、当日、わしんちに泊まる予定やったのだが、
まず一週間ほど前、「弁天町の親戚が、
大阪まで来てうちに顔出さんのか、言うので、
前日は親戚のうちに泊まる」と言って来た。
そして、大阪着いてから「当日も泊まれ、言われて断れん」てことになった。
なんだかそうなるような気がしてたけど、
恐るべき沖縄門中パワーに圧倒されて、
「ライブも来れないんじゃないか」と心配してたので、
第一関門クリアな感じではあった。
それにしても、馴染み過ぎとる。

今回のPAはさわちゃん。
優作くんのマネージャーなので、
優作くんの音作りは心配ないんやけど、
もりとのPAやるのは初めて。
けど、スムーズにもりとのリハ終わり、
優作くんのリハ、やってる間に、もりとは西成散歩。
もうすぐ優作くんのリハが終わる。
この日はワシがリクエストした二人の共演もあったので、
もりとに帰ってくるよう指令を出す。
通天閣まで行ってしもてたらしい。
初めての大阪か!(笑)

ちょい優作くんまたせたけど、無事にリハ終了。
へ〜〜、こんな感じで、合わせていくんやな。
リハの度、思うけど、音楽が形になっていく現場を観るのは楽しいわ。

そうこうするうちに開場時間が近づいてくる。
ちょいつまませてもらったけど、やっぱり今日の釜晴れの料理もめっちゃ美味い。
早苗ちゃん、ほんまにいろいろありがとう!

お客さん、集まり始める。
実は、マルチーズロックと良元優作くん、共通のファンがめっちゃ多い。
中でも十三軍団は、両方の大ファン。
そういう人たちに来てもらえるのは、ほんまに嬉しいなあ。

実は、このフライヤー、薄く見えてる背景、ほんまに釜晴れの前の風景なんです。
上の写真に写ってる「宿末盛」よく見ると分かります。
平井さん、丁寧でかっこういいフライヤー、ほんまにありがとうございます!

結局、25名限定やってんけど、24名いらしてくれた。
こういう時期なので、直前キャンセルもあったこと考えたら、
満席と言ってええ状況でしょう。

「僕が先やと思ってました」優作くんゆーてたけど、
もりとが先攻。
そうやと思ってた。
はよ、思いっきり飲みたいし、優作くんの歌、
じっくり聴きたいんやろね(笑)

そして、西成の居酒屋に提灯が灯る頃、
もりとの歌が、西成に響き始める。
たぶん、4年ぶりくらいなのに、
もう町の音風景のように馴染んでるのは、なぜなんやろう。
声が染み込んで行くというのは、こういうことかもな。

目を瞑って聴いてると、ここが西成萩之茶屋なのか、那覇栄町なのか、
わからなくなって、頭がぐわんぐわんする。
沖縄で聴くより、なぜか哀愁を感じる気がした。
沖縄との距離の問題なのかもしれない。
歌は旅に出て、生まれた土地を離れると、
哀愁や郷愁を帯びるのかもしれない。
ましてや、この日は、
同じ土地に生まれ育った作者と旅に出てるのだから。

「おばあの子守唄」は、最近ワシのお気に入り。
どこか沖縄の公園の木陰で、気持ちいい風に吹かれながら昼寝して気分になる。
おじい、おばあ、ミチロウさん、を歌った曲を続けて演奏。
死んだ人三部作らしい(笑)

そして、まさかのAKB、「365日の紙飛行機」。
ワシはもりとの歌でしか聴いたことないけど、
この声で聴くと、けっこうええ歌のような気がする(笑)

「素晴らしきこの世界」が最後の曲ってのは、でき過ぎてる気もする。
聴きながら「つぎはいつ聴けるやろなー。」って、寂しくなってもた。

なぜか不思議と、おかえり感のあるライブやったなあ。
考えてみたら、もりとが釜晴れで演るの、まだ二回目やのに。
一回目はこちら。

最新アルバム「人類観」はこちらから。

この日、ワシ、マルチーズロックグッズ身につけて行ってたんやけど、
島ぞうりなんで、履いてしもたら、読まれへんし、誰にも分からんかったやろなあ〜。

休憩挟んで、良元優作くん。
優作くんはもりと聴いてて急に歌いたくなったと、
渡さんの「年輪・歯車」から。

生で聴くの、むっちゃ久しぶり、、もしかしたら初めてかもしれん。
山之口貘さんのTシャツ着てきて良かったなー。
アロハ脱がなかったので、人からは分からんかったやろうけど(笑)
島ぞうりと言い、Tシャツと言い、自爆二連発ですわ。

なんか宴会の中で演奏してるな雰囲気になって来た。
えらい楽しいやないか。
もりとと鈴木常吉さんが喧嘩した話、MCで挟む。
もりと言い訳しながら「こら!橋本亮介!言いふらすな!」
優作くんが「もりとさんから聞きました」
冤罪や〜〜〜!
ありがとう、優作くん。

で、やった曲は常さんの「石」。
お!イントロがちょっと違ってるぞ!まだまだ進化してるんやなあ。
「🎵〜ここが一体どこなのか〜」
客席から「釜晴れやー」
優作くん「そんなんわかっとるわ!」
なんかますます宴会モードに入って来た。
むっちゃ楽しい!!

それを優作くんも楽しんでるみたいや。
むっちゃええ笑顔で「サンバレー」歌ってる。
こっちまで嬉しくなる笑顔。

難しいけど「負けへんで」が、コール&レスポンスソングに成長中。
ラストは都合七回の連続「負けへんで」!
楽しー!こんなん初めて!!
「ゆーさく、やばい!!!」
もりとの声や。

優作くんの駄菓子屋のMCきっかけで、
観客同士の駄菓子屋思い出雑談始まり、
ワシが「ライブ中!」と叫ぶ羽目に(笑)。
優作くん、会場が静まるのをニコニコしながら待ってる。
昔やったら、イラッとして、
「そろそろ歌いますよ!」とか言ってそうな感じやのに。
ほんで、この歌、なんか泣けるんよねー。

ラストソングは、まさかの「餃子くさいおっちゃん」。
その曲で終わるんや!
なんかほんまに西成や那覇栄町に似合ってる気がして嬉しゅうなった。

最新アルバム「bōkyo」はこちらから。

そしてアンコールは二人で!!
って、ワシがお願いしたんやけどね。
もりと曰く、ちょんまげブラザーズらしいです(笑)
兄もりと、弟優作、
もちろん、初共演です。

弟ギターで「悲しくてやりきれない」。
めっちゃええ。ズシーン!!

クセありボーカルとクセありボーカルのデュエット。
もりと曰く「殴り合い」。
いやいやそんなことないわ。
めっちゃ、切なくて美しかったやん。

この日、観客で来てくれてたアンチェイン梶さんが入ってる
ワシの好きなボーカリスト3人揃い踏み写真。
わかちゃんが撮ってくれました。

ラストは「歌う人」。
嬉しいなー。
ちょい涙。
この宴会みたいな和気藹々楽しいムードで、だけどめっちゃええ音楽で
終われたことが、ほんまに嬉しい。
最後の「ラララララララ〜」もりと提案で、
フェスみたいに、みんなで手を振る(笑)
楽しい!!

最後は総立ちに。
ほんまに終わるのが寂しいライブやった。

打ち上げで挨拶させてもらったけど、
ちょい涙ぐみそうになってもたわ。

もちろん、打ち上げもめちゃくちゃ楽しかった。
ワシが「噛み付き合うのか、じゃれ合うのか、
それは当日にならなきゃわからない。」とフライヤーに書いたんやけど、
観てたお客さんが「結局はじゃれ合ってたねえ」言ってくれて、
すごく嬉しかった〜!

ライブの時は、できるだけ出演者見送りまでいるようにしてるんで、
この日も、優作くん、もりとが帰るまでおって、
その後もしばらく早苗ちゃんと話してたんやけど、
泥酔落ちすることなく、
ええ気分で家に着いたのでした。

もりと、優作くん、さわちゃん、早苗ちゃん、来ていただいたお客さま、
皆さん、ありがとうございました!!

【追記】
SNSでこのライブの話、書いてくれてる人がいたので、リンクしておきます。

あの大合唱シーンが残ってたのが、めっちゃ嬉しいです!
ワシ、終電後まで飲んでしまいました。

めっちゃ嬉しい言葉、ありがとうございます!

さわちゃんは、準備風景も上げててくれた。
さすが!!サンキューっす。

未来さんFacebookにも書いててくれはった
公開範囲が限定されてて観られないかもですが載せておきます。

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