「すずめの釜晴れ詣り」すずめのティアーズ&ゴトウゆうぞう@釜晴れ。

こないだの土曜は久しぶりのライブダブルヘッダー。
まず第一戦目は、釜晴れで、楽しみな初顔合わせ。

まずは、すずめのティアーズ。
頭からむっちゃええ。
民謡というより童歌?大和歌?
ギターが、涼やかで、けど音がしっかりしてて、極上の気持ち良さ。
馬喰町バンドとやって欲しいなあ、とふと思う。

「ザラ板節」。
戦後の横浜の洗濯女さんたちの労働歌らしいんやけど、
洗濯繋がりで、ブルガリアの洗濯する歌とハイブリッド!
それが無理なく自然につながってるのが面白い。
「あ、ここからブルガリア地域やな」とか
考えながら聴くも楽し哉。

地域で言うとシベリアらしいが「カルダックハマル」は
遊牧民の歌らしく、初めて聴く印象の音楽やな。
すずめのティアーズは、聴いたことのない世界中の民謡やリズムを
教えてくれるので、ほんま音楽欲だけでなく、
知識欲も刺激してくれるわあ。

日本も含め世界中の民謡を、
並列に見て、自分たちのもんにしていく
直向きな姿勢に頭が下がる。

ブルガリアの洗濯の歌。
ブルガリア、どんだけ洗濯するねん!
汗っかき、多いんか!

駄賃節?馬を引いて山道を運搬する歌らしいが、
ゆったりとした二拍子なんが、なるほどなー、と。
荷物を背負って峠を登る馬と、
その馬を引く人の姿が思い浮かぶ。

奄美の歌、ちゃんと二人でかけ合うんやな。
奄美では男女でかけ合うことが多い気がするが、
もちろん、今日は女声二人。
これはこれで絡みが美しい。

ほんま、聴くたびに好きになります。
すずめのティアーズ。
また来てくださいね!

ゴトウゆうぞうさんは、この日は「ゲスト」となってたけど、
しっかりたっぷりやってくれはった。

めっちゃカントリーないなたい「おじいさんの古時計」から。
のっけから、さすが「チャンプルーの巨匠」を感じさせてくれはります!
ちなみにギターは、すずめのティアーズさんに借りたらしいっす(笑)
「🎵〜今はもう動かないおじい〜さ〜ん〜」からの般若心経(笑)
ちゃんとオチつけてくれはるわー。

日本語訳挟みつつの「ルート66」。
ほんまエンターテイナーやなー。
あれ?シカゴからカリフォルニアに着く前に、
河内に寄り道。(河内音頭らしきもん、挟む)

ほんまに喋るように歌わはるなあ。
名人芸ですわ!

なんて曲やったかなあ「星が落ちてくる」って歌詞の歌。
聴いたことある気するんやけど、タイトル思い出せず。
めっちゃ優しくて、強い演奏でした。

普段バンドやけど、今日はソロ、気分的にはミック・ジャガーらしい(笑)
いや、フレディ・マーキュリーの方がしっくりくるらしい。
と、言いつつ、それぞれネタに持ち込む。
いや、ポール・サイモン、
マーク・ボランは、「テレグラムサム」が十三の焼き鳥屋「鳥元さん」に(笑)

散々笑わせといて、「童神」ゴトウ家バージョン。
ズルい!余計泣けるやん(笑)

ゆうぞうさんのカリンバ、最高に気持ちええんすよね〜!
カリンバでちゃんと音階つけて、メロディ奏でるのって、
ワシ生で観たんは、ゆうぞうさんだけかもなー。

しかも「てぃんさぐぬ花」。さいこーやん。
「ハートランド」やん!泣くやん!
トドメは「素晴らしきこの世界」やん!ほんまにもう!
笑ったり、泣いたり、忙しいライブでしたわ〜〜。

最後は、すずめのティアーズも一緒に
江州音頭大会!

谷口、さすが「ボーン・トゥ・ビー・ア・ダンサー」
体に踊り入ってるやん!
早苗ちゃんも、踊りが体に染み込んでる!

すげ!江州音頭に、なんとなくブルガリアも混じってる感じ、
ほんま、ここでしか聴けん音楽になってる!
かっこええ!

終わってからも、お話が面白くて、酒が進み、
ダブルヘッダーの二戦目のこと忘れそうになってたが、
二組とも用事ありで帰られたので、
なんとか正気に戻って、
二戦目、間に合うかどうかのギリギリに釜晴れを出ました。
二戦目の話は、また別のブログで。

おまけでくつろぐ熊川さん。

焦りながら、第二会場に向かいます!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


映画

前の記事

あやうく貸切映画館。
ライブ

次の記事

岡大介@アンズ舎2023。