「存命」。市村マサミ、カニコーセン、ヨシムラタカシ@5号室。
先週木曜日は祇園の「5号室」へ。
初めて行く店なので、地図で場所、確認すると、
こないだ、カサスリムくんに連れてってもらった、
我逢人かっぱの二軒隣くらいのビルやん!
「これはお連れせねば」の使命感に駆られて、
ちょい早めに行って、出演者と前祝い。
5号室ってネーミングで祇園の雑居ビルって、どんな怪しいところやろ、
思って入ると、すげえオシャレな店で、
お綺麗な女性がカウンターにいてはって、ちょい驚く。
この日のライブは、市村くんから。
久しぶりやなあ。
シュッとした男前やのに、
出てくる音楽は、ダメで夢破れた人たちへの
優しい目線が感じられる曲が多い。
「西成のキャットマン」は、まさしく!
柔らかいなあ。
ひねくれてるけど、どこか傷つきやすく、
まっすぐな心がチラチラ覗く。
ラストの「浸水」はなんとなく、
ディランを思い出す、ええ曲やった。
歌詞がええなあ。
二番手、カニコーセンくん。
カニくん、最近京都づいてるなー。
まあ、ワシが先日行ったのは空空クラブやったけど。
「お墓難民電話相談室」、小道具ができてるー!(笑)
ほんで、なんかすげえおもろくて、
ちょっと苦しくなるくらい笑う。
で、次が「ちんぽのロックンロール」って、
ほんま笑い過ぎるやん!
なんかアレンジ、ちょい進化してるし!
京都やからか、久しぶりに、渡さんの
「コーヒーブルース」のファン噴飯物の替え歌、出た(笑)
物販紹介のあと、徐々にしんみり路線に。
今日はスリーマンであまり時間ないけど、
カニコーセンくんのいろんな面をちゃんと観られる、
ようできたパッケージやったと思う。
なんか泣けて来たとこで、「自分天国」。
ほんまようで来てるパッケージ!
なんか、ええ気分になって、めっちゃ歌ってもた。
周りの方々、すんません!
そしてトリはヨシムラタカシくん。
この日も熱くて、真っ直ぐっす!
カニコーセンくんのお墓相談室流れか、
お父さんのお墓の歌「父の木」。
ええ流れやな(笑)
ギャンブルに燃え上がる熱い歌、
ペニー・スーくんと、対バンしてほしい気がした。
今日もMCも、惹き込まれたなあ。
朴訥とし過ぎるくらい、朴訥としてるけど、
なかなかの話芸やなあ。
あとでカニコーセンくんも感心してた。
ヨシムラくん、フレーズ終わりに声伸ばす時、
つっかえるみたいになる時ある。
たぶん正当な音楽では「あかんよ」言われることなんやろうけど、
ワシはそこがすごく好きやったりする。
「友達」の前に話してくれた話が、すげえ良かった。
その話聴いてから聴くと、いつも以上にジーンと来た。
ウソのない言葉は、ダイレクトに胸を直撃する。
こないだもちょっと思ったんやけど、ヨシムラくん、
曲と曲の間にチョロっとギター弾く時、
「ジギースターダスト」が始まりそうな気がするのは、何なんやろ。
アンコールの曲、はじめて聴くけどええなー。
ベランダから釣り糸を垂らして魚釣る歌。
音楽再開してから、ほんまスケールアップした気のする
ヨシムラタカシくんでした。
終わった時間、けっこう遅かったんやけど、
こんな近くまで来て、倫敦亭、寄らないのは、
親戚としてあかんことのような気がしたので、
ちょっとだけ寄る。
「次の日から旅行出るのに、全然用意してへん。」
という緊張感からか、あまり酔わずに帰宅できました〜〜!