近いのに、遠い町。
一昨日、一時帰宅したとき、
マンションの入口にある植栽を住民の方が手入れしてた。
それを見たとき、病院からここまで
一キロくらいしか離れてないのに、
こんなに日常的な風景が、素晴らしくいいもので、
そして、遠いものに感じられた。
たかだか一週間も経ってないのに、
旅行で一週間家を空けることもあるのに、
そんなときには感じない距離を感じてしまった。
逆に、近いからなのかもしれない。
それから頭に何度か、この歌が流れている。
近いのに、遠い町。
自分の力では辿り着けない町。
ありふれた言い方やけど、
ありふれた毎日に幸せがある、って思った。
お見舞いも嬉しいんだが、
「あーみんなの時計はいつも通り動いてるのに、
ワシのは止まってるんやなあ」と感じてしまうのである。
入院ってやつはアホをもセンチメンタルにする。
この投稿のリアクションも忘れたくないので、
リンクしておきます。
(20220712記)