沢田ナオヤ、にたないけん、立山青@カルチア食堂。

こないだの土曜日はむちゃくちゃ久しぶりの神戸和田岬のカルチア食堂へ。
ずっと聴きたかった立山青くんが、
これまた久しぶりに聴きたかった沢田ナオヤくんとやるのである。
カルチア食堂にも、長い間行ってないなあ、久しぶりに行きたいなあ、
思ってたので、ほんま渡りに船どした。

ライブ始まり40分くらい前に着くと、
店の中には収まりきらず、
店の前でも、ゆるい宴会みたいなんが始まってた。

「もうライブやらんでええかー」くらいのゆるゆるムードの中、
ナオヤの宣誓からライブへ。
宣誓ってなんやねん(笑)
酔ってないナオヤ、観るの久しぶりかもなあ。

ちょっとハスキーで、隙や、ゆるみのある、
なんだか昭和を感じさせる特有の声が聴こえてくる。
ああ、この声、ナオヤやー。

見渡すと、誰よりも店主のよしとくんが盛り上がってる。
いいライブにならんわけがない。

明るいうちのライブの嬉しさを、むちゃくちゃ感じられる。
席取り、大成功。

ああ店主が一番先に完成されてるー(笑)
めっちゃ宴会ノリ。楽しいー。
ほんま、久しぶりのナオヤの音は、
嬉しくなるくらい、ナオヤらしくて、
幸せでございました。

このカルチア食堂がすごいのは、
投げ銭フリーフードってこと。
しかも、何食っても嬉しいのが、幸せ。
カレーがもう!
たまらんですわ。

続いて、初めてのにたないけんさん。
繊細を抱えた乱暴、ええやん。
歌詞もええなあ。
傷ついて、やさぐれたけど、根は優しく純粋な魂、って感じがした。

地元、東京の立石らしい。
めっちゃ気になってる場所やったんやけど、
こんなミュージシャンがおるんや。
さらに気になって来た。

にたないさんは、ステージで来てたTシャツより、
ライブ前着てた服の方が、高そうやったのが、おもろかったな。
こういう人、好きかも。

めっちゃフォークっぽい「東京パンクミュージック」って曲が、
めっちゃ良かった。
たまたま店の前を通りかかったおばあちゃんを歌い込んだり、
アドリブも面白い。
ええなー。楽しいなー。

「爆弾が落っこちた。唇のすきまから」って歌詞には、
ドキッとさせられたなあ。
「お前はお前のリズムで踊れ」って歌詞もあったなあ。
江戸アケミさん由来やろか?
ワシの好きなフレーズなので、
何かと嬉しくなる。

基本的にギターの音がきれいなんやなあ、と、
チューニングのときに改めて思う。

野良犬が歌詞に出てくる曲、歌ってるときに、
飼い犬の散歩に来た親子連れが興味深そうに覗いてる奇跡(笑)
歌詞は、「俺は野良犬」。表には飼い犬(笑)
飼い犬が、にたないさんを
「お前、野良犬なんや、大変やなあ」と
上から目線でマウント取ってるみたいでおもろかった。
にたないさん、なんか持ってるなあ(笑)

根拠はないけど、この人、シェイン・マガウアンのこと、好きなんやろうなあ、
と思ったりする。

にたないくん、夜久くんとやってるんや。

まだ明るいのに、店主撃沈(笑)
「この人は信用できる」と思う。

休憩時間に店主復活。
いつの間に着替えたのか(笑)

そしてむっちゃ楽しみにしてた立山青くん。
ドブロのボトルネックとブルースハープが初めから吹き荒れる。
カッコええ。

青くん、普段はおとなしいくらいやのに、
ライブ始まると、何かに魂売り渡したみたいにスイッチが入る。
これが青くんなんやなー。
一曲目から弦切る熱演。
歌のないたったのワンフレーズで、哀愁が漂う。
ただごとではない。

キャッシュオンで、なんどかウーロンハイ頼むが、
都度都度値段が違ってる気がしたのは、気のせいか?(笑)
350円、400円、450円だったりしたような。
その分、量が違うんやと思っておこう。
最高値でも、安いから問題なし(笑)

青くん、歌詞に「方丈記」が混じってる。
ワシがすごく大切に思ってる文章なので、
めっちゃ嬉しかったなあ。

リゾネーターのいなたい音が、
青くんの声を澱みに落とす。
気持ち良い。

もうアンコールなんか、雑談の続きなんか、分からんけど、
間違いなく、今日らしいグダグダの展開。
やっとこさ、とりあえず、最後の曲に漕ぎ着けた。
なんか分からんけど、宮沢賢治を思い出す曲やったなあ。

「青くん、ほんまええなあ。」ということが確認できた嬉しい夜。
ナオヤも、にたないさんもよくて、したたか酔っ払ってしまった。
こんなに酔っ払ったのに、
和田岬からの遠距離移動やのに、
家帰っても、まだ21時頃やった。
ほんまに幸せな昼飲みは、後が怖いっす。

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