第70回日本伝統工芸展＠大阪髙島屋。
毎年お邪魔してる、日本伝統工芸展に今年も行ってきた。
惚れ惚れするような素晴らしい技巧の作品が並んでて、
ため息をつきまくるのだが、
アシンメトリーなものや、不完全なものが好きなワシには、
どれもこれも完璧すぎて、
去年同様、少し息苦しくなってしまうのであった。
なんとなく、今年は、どこの地域の人の作品が多いのか、も、観てたのだが、
陶芸、漆芸、木竹工、染色、人形など、
どの分野にも多いのは、京都府と石川県のような気がして、
「やはり工芸の町なんやなあ」と思ったりした。
嬉しかったのは、こないだ展覧会や講演会に行った、
芭蕉布の平良敏子さんの帯地が展示されてて、
「全展示の中で、一番好きかも」と思えたことでした。
この展覧会、東京、愛知、京都は終了してますが、
来年２月まで、全国各地を回ります。
美しいもの観たい方は是非！
