一人アサイラムツアー2023④（11月20日）。
この日は、もしへたばってた場合に備えた完全オフ日。
けど、それほどへばってなかったので「何しようかな？」と
考えてたら、平井さんから連絡があった。
東町に、首里劇場の椅子やテーブルを再利用してるカフェができたから行かないか、
というお誘い。
ちょうど、沖縄来る前日に首里劇場を舞台にした映画を観て来たばかり。
これに乗らない手はない。
場所は、東町の病院だった建物。
一棟丸ごと借り受けたらしい。
絶対夜に一人で来たら、怖いような昭和の香りが残る病院の建物。
けど、味があって居心地のいい建物。
そこにひとつひとつ違う、
古い椅子やらテーブルが並んでいる。
ワシは首里劇場行ったことがないので、
どれが首里劇場のものかわからないけど、
首里劇場の３Dまで作ってる平井さんは、
すごく喜んでるので、いい使われ方をしているのだろう。
実際、すごく居心地いいし、
ドライカレーも美味しい。
平井さんが店の人としてる話聞くと、
やってるのは、学生さんらしい。
すげ〜〜！ワシが学生の時なんて、
カフェやるなんて発想全くなかったし、
文化遺産とも言える、首里劇場の、
ほっといたら、廃棄されるものを使おうなんて、
今でも考えつきそうにない。
お店は「喫茶カンマ-COMMA-」
皆さん、ぜひ応援してあげてください！
ずっといたい気持ちになるが、
ここは、頑張って、次の場所に。
平井さんが、「そういえば、新しい公設市場、まだ行ってないんじゃ？」
そうだった！！
さっそく向かう。
お！カブさんのポスター！
公設市場、「再開発でどうなっちゃうんだろう」と心配だったけど、
すごい再現性！
なおかつ今までになかったような機能も備えてる。
素晴らしい！
ちゃんとお店の人や、使う人の気持ちに立った再開発だった。
建物の老朽化で、建て直し、しなくちゃいけないのって、
ある意味仕方ないので、
どでかくて、現代的かもしれないけど、
その土地の歴史も、情緒も無視して、
どこにでもあるようなもの建てるのではなく、
これくらい地域に根ざしたもの、作ってくれるなら、
嬉しいなあ。
糸満のいとまーるも素晴らしいしなあ。
これからの再開発のあり方を、示しているような気がした。
さすが、アサイラムの翌日やなあ、
前の日に見かけた人、何人かとすれ違う。
何度も通ってるのに、いまだに迷うアーケード街を抜け、
平井さんのお友達のやってるカフェに行く。
ここは、浮島通りなのかな？
「プラヌラ」ってお店でした。
お！岳さんもやって来た！
さすが、平井さんや岳さんの来る店、
内装もいいし、蔵書も、ただものではない。
何もかもが、ワシ好み。
で、二人の会話は、沖縄ローカルの話になると、
ワシがわからんこともあるけど、
概ね、ワシも興味あることばかりなので、
聞いてるだけでも飽きない。
お二人の用事の時間まで、
ワシも加えてもらいながら、あれこれ話す。
で、平井さんにホテルの近くまで送ってもらう。
至れり尽くせりだ。
けど、車降りて、ちょい小腹が空いてて思い出した。
「そうや！忘れてた。ワシ、今回は、
ぬーやるバーガー、食おうと思ってたんや」。
Jefを検索すると、
さっきまでおったカフェのすぐ近くに
jefサンライズ那覇店があった。
トホホ。
けど、途中、タテタカコさんチームと遭遇したので、
トホホ感薄れる。
ぬーやるバーガー美味い！
そして客席には、
ワシを含めおっさんしかおらん。
トム・ウエイツかかってる。
100万点。
平井さんに顛末、報告すると、
jefの中でもサンライズ那覇店は、
おっさん度が高くて、ええ景色らしい（笑）
ワシに居心地がええはずや。
平井さんにゴーヤリングも頼むように、と言われ、
追加注文。
美味い！
ゴーヤの味が生きてる！！
さらに25万点追加！
けっこう次の予定の時間まで近づいて来て、
ホテル帰って一服したら、
出掛けられなくなりそうな気分だったので、
小桜で一杯だけやって、寿来へ。
こっちに来てから聞いたとんちピクルスさんのワンマンライブ。
お！ワシ一番乗りのようだ。
二番目に来たのは、これで今回、何度目の出会いだろう、
ウザワさんである。
とんちさん、なぜかこの日は、インドネシア風？帽子。
ウクレレ弾き語りバージョンの「どうだいドラえもん」は、
ワシは久しぶりやなあ。
ウクレレでのラップ、新鮮やし、気持ちええもんなんやな。
新曲「やることがない」。
あ！これは名曲になる予感。
久しぶりの泣きとんちナンバーやなあ。
なんとウクちゃん作らしい（笑）
沖縄ウクレレ教室の方々、
ウクレレバンクスと「遠くでひばりが鳴いている」
おお！盛り上がったまま「ウクレレの先生」大盛り上がりで、休憩突入。
二部は「スモークの歌」から
高校教師の森田童子さんの歌からというトリッキーな始まり方。
沖縄で聴く「沖縄へ行きたい」。
もう来てるっちゅーに！（笑）
けど、すごい盛り上がり。
観客も、みんなおかしい（笑）
なんとラス前は「ああ結婚」。
手品は三回目で成功（笑）
隣のスナックから「愛は勝つ」が聴こえて来たからか、
ラストソングは「遠くで汽笛を聴きながら」。
ある意味、追悼シリーズやなあ。
アンコールはみーちゅのリクエストで
「いいことばかりはありゃしない」。
でしたが、やっぱり最後は、楽しく終わろうと、
「マンタッチ」。
ワシも久しぶりに「やってな〜〜い！」
言わせていただきました。
ライブ終了後、のんびりしてたら、
えええ！入って来たのは、カメラマンの垂見健吾さん！
今月、梅田の阪神百貨店でご挨拶させていただいたばかりの！
とんちさんも阪神百貨店とは、けっこう深い縁なのである。
なんの繋がりかわからんけど、おもろい偶然もあるもんやなあ。
ちょっと考えられないような偶然の出会いもあって、
この夜も、最後はスモークに寄って、帰ったのであった。
