琉@うすぱれ豊年。

昨日は、大正駅前のうすぱれ豊年で、
石垣島の琉さんのライブ。
昨日、当日まで、ここでライブあると知らなくて、
友だちの山中さんからのメッセージで、初めて知り、
急遽、予定を変更してお邪魔することに。

「前に琉さんと一緒に行ったのに水臭いなあ」

と思いつつ琉さんに連絡すると、
「前に一緒に行った時に日程決めたじゃないすか」言われた。
そうか、ワシ、あの日、気分よく酔っ払って、
日程、メモするの忘れてたのか、すまんすまん!

明るいうちから、豊年に入り、
飲み始める。食い始める。
店の外からも沖縄民謡が聞こえてくる。
さすが大正。

お客さんも次第に集まって、始まる頃には、
8割くらいの席が埋まった。

ライブが始まる。
琉さん、独学だからか、民謡の伝統にとらわれない歌い方、
自分の声と向き合った、遠く夜空に飛ばそうとするかのような声が気持ちいい。
カバー曲でも、カラオケにならないのって、こういうことなんよなあ。
カバー曲でも、他の人にはない、琉さんのオリジナルがあるってこと。
観客席もさすが大正、指笛飛びまくる。

有名曲カバーで客席、つかんだ後に「デンサー節」。
どんどん八重山に向かって行く気がして、ええわあ。

一時間近い休憩のあと、二部が始まる。
一部より観客が多い。満席!
入れなくて、帰るお客さんまで。
やはり、出足がゆっくりやなあ。
こんなところも、さすが沖縄の民謡酒場!

二部はオリジナルもやってくれた。
先日、琉さんに頼まれて、
アルバムの全曲感想、書いたのだけど、
琉さん、オリジナルもいいんよな。
沖縄民謡に捉われ過ぎず、
かと言って、よくある琉球ポップスの類型にも陥らない、
我が道を行く、八重山の香りを感じさせるアルバムだった。

間違いなく、八重山を思わす民謡だし、ポップなんだけど、
でも昔ながらの民謡でもなく、ただのポップスでもなく、
もちろんBEGINでもない。
琉さんらしいオリジナル。
ぜひ、多くの人に聴いてもらいたいなあ。

本島、石垣島、宮古島、大阪、
いろんな民謡酒場に行ったけど、
観光客の多いお店って、
ウタサーにとっては、盛り上げたい、という気持ちと、
自分の歌も聴いてほしい、という気持ちとのバランスが難しいんやろうなあ、
と、いつも思う。
ワシ個人としては、やっぱりオリジナルが聴きたいんですがね。

クライマックス。
「三線の花」より「鳩間の港」の方が盛り上がる観客が嬉しいー!
おおおお!おひねり続出!!
正しい沖縄のステージや!!

ラストは、豊年ママも出てきて「満月太鼓囃子」。
いやあ、踊らせてもろた。
歌わせてもろた。
めちゃくちゃ楽しかった!

ここのところ、不眠症で、昼夜逆転気味になってて、
「あかんなあ」思ってたんやけど、
この日は、帰って割とすぐ寝ついて、
今朝は、7時ごろ、すごく気持ちよく目が覚めた。
このまま、朝型生活に持っていこう。

ありうがとう!琉さん!豊年の人たち!
そして、思い出させてくれた山中さん!

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