塚本功@カフェ・ユーゲ。

塚本功さんのライブを聞きに、京都は下鴨のカフェ・ユーゲに。
下鴨神社すぐ近くのY字路の鋭角にある、
民家そのままのワシ好みのカフェだ。
雷が鳴り、小雨が降り出した頃、到着。
入った瞬間驚いたのは、受付にいたのは知り合いの友田さん!
元とんちピクルスで、今は京都北白川在住の素敵な女性だ。
聞けば、今日は友田さんのブッキングらしい。

すぐそばに、塚本さんがいた。
思ったより小柄だが、いかにも「ギタリスト」という面構え。
九州時代の同僚、松岡君(現在京都在住)も誘ったら、
激しくなった雨の中を来てくれた。

ユーゲの二階、六畳間と四畳半を繋げた畳敷きが会場だ。
そこに約30名、かなりの人口密度だ。
塚本さんがギターを抱え、ライブが始まる。
立ち姿が既に決まってる、ギターがうまくないわけがない。
元々、自分が楽器をやらないので、
テクニックで音楽を好きになったりはまずしないのだが、
この人は、テクニックをひけらかすのではなく、
その超絶テクニックを使って、本当に楽しそうに音楽をやる。
観てる方もにも、その楽しさが伝わって、
幸せな気分になる陽のギターだ。

途中、子どもが泣くと、とっさに子守唄を弾いたり、
ホンマに民家ライブらしい、民家ライブ(カフェだけど)。
塚本さんは立ったり、座ったり。
座ってるときは、足が左右にリズムを取る。
「本当に音楽が好きで、演奏するのが楽しいんだな」と
感じさせてくれる。

友田さんに聞くと、大学生の塚本さんを見つけて、
ピラニアンズに入れたピアニカ前田さんの「棺桶に入れたいリスト」に
塚本さんも入っていて、塚本さんの奥さんが本気で心配してるらしい。
いかにも前田さんらしいエピソードだ。

2部も終わり、いつまでも終わりそうにないアンコールに
「これでライブは終わり、あとは勝手に弾くから、
聴きたい曲があったら、言って下さい」と言って、
弾き始めた「Close to You」が、また凄くかっこいい。
けど、友田さんに聞くと「下手すりゃ、朝までやってるかも」。
意外に早い京都から大阪への休日の最終を恨めしく思い、
後ろ髪を引かれまくりながら、出町柳の駅へ向かう。

途中、振り返ると、暗い住宅街の中、
ポツンと明るいユーゲの2階、
塚本さんの声が聞こえている。
なんだか、幸せな風景だった。

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