ムッスーT&レイ・ジューヴェン@コンパス。

フランス、ディープサウスのオクシタニア地方、
老人たちはフランス語ではなく、オック語を話すらしい。
マルセイユの東30キロくらいにあるラ・シオタは人口4万の小さな町で、
ペタンク発祥の地として有名らしい。

そこを根拠とするレゲエバンド「マッシリア・サウンド・システム」の
分家バンドとして、マッシリアのリーダー、タトゥーが始めたのが、
このムッスーT&レイ・ジューヴェン。
地中海に面した温暖な気候のせいだろうか、
フランスの地中海側の窓口だからだろうか、
東京に対する大阪の思い以上に対抗心の強いと言われるパリへの思いゆえか。

柔らかく、楽しく、強靭で、しなやかで、しぶとく、明るい、
大人の不良の音楽。

昔は、ラ・シオタや、マルセイユに遠征してまで、
悪さしてきた奴らなんだろうなあ。

その悪さがええ具合に熟成して
優しく包み込むような気持ちのええ音楽になってる気がする。

ああ、日本で聴けるとは思わなかった。
栗山さんや峯さんに久しぶりに会えたことも含めて、
夢のような一日だった。

タトゥー、ギター&バンジョーのブルーと記念撮影。
舞い上がってるワシ。

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