パティ・スミス＠なんばHatch。

ちょっとふっくらしてたぞ、パティ・スミス。
しかし声は相変わらず、ズドーンと来ました。
最初は「声出てないのかな？」と思ったけど、
どんどん、往事の存在感ある声になってきた。

「ああ！パティ・スミスだ！」

レニー・ケイのギターはじめ、バックは完璧。
でも、完璧すぎることに少し違和感があったなあ。
うま過ぎる演奏ってのは、なんか類型的になる気もする。
「素晴らしいなあ」と思いつつ、もう少しはみ出してもいい気がした。

撮影も照明も編集も何もかもうまいハリウッド映画が、
どうもあまり面白いと思えないのと似たものかもしれん。

パティははみ出しまくっていたので、
ライブとしては大満足！ではあるんすが。

ワシも最近はほとんど聴いてないですが、
その存在感は、よく聴いてた頃の興奮を呼び覚ますました。
最初、アレっ？て思ったのは自分の耳が久しぶり過ぎて、
着いて行けてなかったんかもしれません。

考えたら生で見るのは初めてだった。