おかんへの誕生日祝い、湯町窯のエッグベーカー。

昨日、ちょっと話に出したけど、先週はおかんの誕生日だった。
十年くらい前、まだ足腰が元気で、ハイキングが趣味だった頃、
姉貴が保温水筒をプレゼントしたら、「重いし、そんなに熱いのも、
冷たいのも飲めないので、ペットボトルで十分」と言われたらしい。
それにも増して、今は終活に勤しんでて、
モノを増やすことより、減らすことの方に興味があるようなので、
プレゼントは、何が欲しいか、聞いて渡すようにしている。
今年、御所望のものは、湯町窯のエッグベーカーだった。

我が家では、ワシが子供の頃から、毎朝、これで目玉焼きを食べている。
普通の目玉焼きやゆで卵より、白身部分のプルプルが舌触りよくて、
黄身も球に近い状態で固まる。
ワシは、半熟が好きなのだが、ゆで卵の半熟は、食べる時、落としそうで苦労するが、
これなら、カップにたまるので、最後まで楽しめる。
自他共に認める玉子好きだが、玉子の食べ方で一番うまいのは、
これだと思ってる。

これを作ってるのは、島根県の玉造温泉近くの湯町窯。
成人してから知ったのだが、これを湯町窯に伝えたのは、
ワシの大好きな陶芸家、バーナード・リーチらしい。
それを知ってから、この器も含めて、余計にこの料理が好きになった。

一人暮らしを始める時も一脚持って行って、毎朝のように食べていた。
バターかマーガリンを内壁に塗って、弱火のコンロで温め始める。
溶けて、底に達したら、玉子を落とす。
そのまま弱火で温め、黄身の周辺の色が変わって来た頃、
ソーサーに移し、蓋をして蒸らす。
すると、一番ワシの好きな半熟気味に仕上がる。
食べる時は、塩胡椒。塩少なめの胡椒多めが好みなので、市販の塩胡椒ではなく、
それぞれにふりかけ調整する。
すると、ああ美味い!白身も黄身も、抜群。
食べ終わるのが、もったいなくなるほど、美味い。

今の家に引っ越してからは、オール電化だったので、
しばらくは、カセットコンロで作っていた。
しかし、なんだかめんどくさくなって、いつの間にか作らなくなってた。
先日、どこかで「電子レンジでも作れる」と読んだので、早速作ってみた。
ワット数と、時間を調整しながら、何度か失敗して黄身がカチカチだったり、
白身すら固まってなかったり。
2回ほど、レンジの中で、爆発して、丸ごと、エッグベーカーから飛び出してたこともあった。
もちろん、食べましたが。
今のところ、600Wで50秒というのが、ベストだが、
玉子の量にもよるのか、それでも小爆発することがあるので、
蓋をして作るようにしている。
それでも、満足な美味しさにはなる。

しかし、やはりコンロで作った時の美味さには敵わない気がする。
そんな言わば、我が家の味なのに、なぜおかんが今になって、これを欲しがるか。
焼き物なので、もちろん火には耐えるのだが、やはり耐用年数はそんなに長くないのだ。
数年使ってると、次第にひび割れて来て、ある日パカっと割れる。
きれいに破れてくれたらアロンアルファで補修もするのだが、
なかなかきれいには割れてくれないし、口に入れるもので熱するものなので、
多少の抵抗もある。
蓋とソーサーは熱さないので、実家には、蓋とソーサーがごっそり余ってるらしい。
で、今使えるのが一脚しかないので、予備のため、ワシや姉弟が実家に帰った時のために、
もう一脚は欲しいと言うことらしい。
実家も、一昨年くらいにIHコンロに変えたのだが、おかんはカセットコンロで作ってるらしい。
一応、電子レンジで作れることも教えた上で、ネットで探した。

Amazonのエッグベイカー

Amazonにもいろいろあったけど、湯町窯のはない。
湯町窯よりも美味しく作れるのかも知れないが、
やっぱり子供の頃から慣れ親しんだ、しかもバーナード・リーチさんと
つながるデザインのあれじゃないといかん気がする。
と言うより、あれ以外のエッグベーカーが、実家にあるのが嫌だ。

楽天で探すと、あった!!まさにこれだ!

楽天の湯町窯エッグベーカー

やはり、セット売りしかしていない。
そして、値段もAmazonのに比べると倍くらいする。
けど、まあ、自分のためだったら二の足踏むが、プレゼントならいいか。
見たら、大型、玉子二個用もある。
還付金も入ったことだし、この際だ。
と、二つセットで送った。

このご時世なんで電車で1時間とはいえ、ゴールデンウィークに実家に帰れるかどうか、わからんが、
いつも食べ終わるのが残念な大好物を、二個分、思う存分食えるのが楽しみだ。
この一点だけでも、早くコロナが収束して欲しい。

ちなみに、ほぼ近いものは、梅田の立ち飲みの名店「北京」で味わえます。
北京では、夢の二個分で、グツグツ煮えたぎってる半熟手前のものを出されて、
好みの硬さにかき混ぜるように言われますが、ワシ個人的には、
家でつくるかき回さない奴の方が好きです。

食べログ「北京」

たぶん、台所用品としての分類だとココットという容器になるんでしょうが、
もう玉子専用機なので、流通してる俗称、ココットを使わせていただきました。
我が家では昔からカップ玉子と呼んでます。

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