岡大介〜土取利行ブーム。

先日、岡林信康さんの「くそくらえ節」のときにちょいと調べて以来、
岡大介くんの、この動画を気に入ってしまった。

一日一回は必ず聴いてる気がする。
一度聴くと、一回では済まず、繰り返し聴く羽目に。
特に一曲目の「十九の春」。
三線より、さらにサスティンのないカンカラ三線の
ある意味安っぽい音が、切なさを掻き立てる。
その後ろで演奏されてる弦楽器の響きが、また哀愁を醸し出してて、
この歌、プロ、アマ合わせて、物凄いたくさんの人が歌ってるの聴いてるけど、
その中でも独特のポジションを占めてて、切なさ部門では、No. 1やと思う。
この弦楽器、響きは二胡に似てるけど、形も違うし、なんやろな?と思って、
岡くんに聞くと(後で気がついたが、聞かんでも、動画の最初に書いてあった)、
インドのエスラジという楽器らしい。
調べると、シタールをネック楽器にして、ボウ弾きにしたようなものらしい。
なるほど、言われてみると、あの切なさはシタールにも通じるなあ。

これを演奏してる土取利行(つちとり としゆき)さんが、またすごい人だ。
この人も気になって、動画検索すると、めっちゃフリージャズみたいな映像が出てきた。
しかも坂本龍一さんとやってる40年以上前の音源。
これがめっちゃかっこいい。
「Hateruma」は波照間?気になるなあ。

他にも、縄文太鼓の演奏動画もいくつもあった。

もともと「どこかで聞いたことある名前やなあ」と思ってたのだが、
それは、添田唖蝉坊系統だった。

また、この系統でのこの方の足取りも凄い。
この方のパートナーだった桃山晴衣さん(故人)は、
唖蝉坊の息子、添田さつきさんの最後の弟子、とされる方だったのだ。

つまり、添田唖蝉坊〜添田さつき〜桃山晴衣〜土取利行〜岡大介くんと、
岡くん、唖蝉坊につながる系譜に、きちんと載っている、というわけや。
岡くんに聞くと、昔、永六輔さんのラジオに出演したことがきっかけで、
土取利行さんと繋がったらしい。
好きなことを、きちんと追求していくと、
ちゃんと見てくれてる人がいるもんなんやなあ!

土取さんの話ばかりになってしまったので、最後は岡くんの最近の動画で。
こっちは、カンカラ三線をギターに持ち替えてますが、
ザ・バンドの「ウェイト」をカバーしてます。
え?ドラム叩いてるの、太ちゃん?

岡くん、8月13日に大阪神山町のJOKEで歌うらしいです。
ワシも行く予定です。
これ読んで、気になった方は、是非!!


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