とんちピクルス@サロン・ド・毘沙門。

前に大阪から出たのは11月29日なので、約1ヶ月ぶりの遠征。
状況が状況なので、なんか出かけるのが億劫になってしまってたのだが、
「年内にとんちピクルスさんを聴いておきたい」という気持ちが
億劫に勝ったようで、元田中のサロン・ド・毘沙門に向かった。

毘沙門の入口には、とんちさんイラストの感染対策。
人とのコミュニケーションに飢えてると、
こんな体温を感じるものは、感染対策のお知らせでも、
少し嬉しくなってしまう。

とんちさんはクリスマスらしく「きよしこの夜」。
からの「ニューヨークの夢」!
これ、ワシが予約のときにリクエストしてた曲!!嬉しい!
そのままMC挟まず「カッコー夜風」に。
この流れ、なんか年末っぽくていい!
曲終わりで「リクエストされたけど、クリスマス終わってるのに」とかゆーてたけど、
自分かて、トナカイの角つけてるくせに(笑)

で、今日は流れをイレギュラーにってことで、前半に「マンタッチ」(笑)

とんちさん、今日は人前でのライブ納めらしく(配信はもしかしたらあるかも)、
なんかテンションが少し変でおもろい。

自粛中に昔、創った曲を発掘したという「ハイウェイの上」は当然初めて聴く。
若い頃に作っただけあって、ノリのいい楽しい曲。
ああ年内にとんちさん観れて良かったなあ。

「鍾乳洞の長い旅」は、なんか聴くたびに味わいの増してくる曲。
ブルームーンカルテットの黄さんに言わせると「ラップの最高峰」らしい。
ワシは「ラップ」と思って聴いたことはあまりないのだが、
この曲の文学的な味わいが気に入ってる。
何度も聴いてるのに、ときどき新たな発見があるのも、
文学と共通するポイントかもしれない。

とんちさんのトイレ待ちのあとは「遠くでひばりも鳴いている」。
ちなみにトイレは、平均的に時間のかかる方だったそうです。
今日の京都は寒かったからなあ(笑)

「雪が降る」も初めて聴く曲やなあ。
なんかかわいらしいけど、ワンコードかツーコードくらいで、
最後まで突き進む感じで、
なんとなくアバンギャルドな匂いもするおもろい曲でした。
とんちさんの「明るく楽しい」にチラッと覗く、
こういうパンクっぽさ、けっこう気に入ってるので、
思わずニヤリ。

お「変態しちゃおうかな」。
なんかテンション高くておもろいぞ!
そのままちょいとブルースバージョンの「ウクレレの先生」。
おおお!粘る!粘る!!顔も作る作る(笑)この曲のこんなバージョンも初めて聴く。

ウクちゃん、ネパちゃん出てきた。
そら始まるのは「パイパンラッピン」ですわー。
ちなみにいりこちゃんは顔見世したけど、
歌うのが、パイパンラッピンに決まったので、すぐ退場。
まあ、年末にいりこちゃんの顔も見られて良かったですわ。

「その窓の光」も初めて聴くかな?
とんちさんの詩人の側面が覗くええ曲でした。
東北の震災のときに創り始めて、最近やっとできたらしい。
そりゃ初めて聴くはずやな。
寝かせて創られただけあって、
新曲やけど、熟成された風味のある曲でした。

次の「ジュークボックスベイビー」も同じような経緯の歌らしい。
かき鳴らすようなウクレレがかっこいい、ちょっと攻める感じの曲。
とんちさんの中ではちょっと異色かも。

「O.K.TODAY」も、数回しか聴いたことないかな?
これはウクレレ+カラオケでやらはりました。
カラオケの伴奏がリコーダーやら、鉄琴やら、ローファイな楽器やけど、
とち狂ってるみたいに鳴らしまくってて、めっちゃおもろい!
思わず忍び笑い。

「君の手」は、とんちさんの隠れた名曲やと思う。
相手を思う気持ちが、優しくて、切なくて、好きな曲。
それを歌うとんちさんの声も、やはり優しくて切ない。
きっと誰かを思って歌ってはるんやろうなあ。
そうやないと、あのふくよかな味わいは出てこんと思う。

そのまま「夢の中で泣いた」。
ええ感じのしっとり具合で一旦終了。

間髪入れずにアンコール。
お、初めての多かった今日やけど、アンコールも初めて!
ウクちゃん、ネパちゃんバージョンのマンタッチ。

が、ウクちゃんのキー的に、無理だったので(笑)、
とんちさんのトナカイバージョンで。
図らずもマンタッチ二回聴けました。

時短営業なので、休憩無し(トンチさんのトイレタイム除く)で、
みっちり2時間近く、楽しませて頂きましたよ。

最後、とんちさんとのツーショット、撮って頂きました。
それと言うのも、とんちさんのマスクと、ワシのパーカーが
たまたまオソロだったから!

まあ、たまたまと言っても、完全な偶然ではないのだが。
最初に上げた動画「マンタッチ」で頭や間奏にやるとんちさんの奇妙なダンスは、
実は80年代のイギリスのグループ、JOY DIVISIONのイアン・カーティスの真似で、
そのJOY DIVISIONのアルバムジャケットのイラストなんで、
そのこと知ってて、ワシが着ていったわけである。

まあ、オリジナルのイアン・カーティスのダンスとは、
もうだいぶ違うとんちオリジナルのダンスになっているのであるが。

京都も時短要請、出てるので、大阪に帰るとんちさんの片付け待って、
京都に行ったにしては、けっこう早い時間に、大阪に戻れた。

とんちさんに「佳いお年を」ゆ〜て別れると、
なんとなく一気に年末感、感じました。

あ、とんちさんがライブCD、創らはりました。
今のところ、ライブ以外、どうやって手に入るか、分からんですが、
欲しい方は、本人にお問い合わせくださいね!

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