ムジカジャポニカ 「シンガーソングナイター」。


今日はムジカジャポニカで「シンガーソングナイター」。
トップは、リー・テソンさん。
相変わらず、オシャレな神戸っぽい音、
なのに、テソンさん、なんか茶目っ気があって、
オシャレに徹しきれず、ちょこちょこ小ネタを挟みたがる。
「また、せい子さんに言われるぞー」と思いながら観る。

けど島倉千代子さんの「愛のさざ波」、良かったなあ。
テソンさんの声の良さが際立ってました。
春一のテソンバンド、良かったなあ、
と思い出しつつ、観ておりました。

二番手は、良元優作さん。
今日は、なんとなくリラックスしてる感じやけど、
MCは少なめで、時間の割に、
たくさん聴けた気がする。

石、ジェラス・ウーマン、餃子くさいオッチャン、
京阪電車、風にツラツラ、月と金星、
徐々苑、キムおじさん、ペプシドライブの、全9曲。
平日で3組のわりには、多いな、やっぱり。

一番印象に残ったのは、「風にツラツラ」。
今日はエレキだったからか、いつもよりギターがソリッドで、
テンポも速く、なんとなくロックな感じ。
一人でやってるのに、ギターの隙間から
なぜかピアノが聴こえて来る気がする不思議な演奏だった。

最後のキムおじさん〜ペプシドライブの流れで、
「ああ、やっぱりワシはこの人の音楽、
好きでたまらんのやなあ」と思った夜でした。

トリは、この秋、5年ぶりに再結成する
「浪速のザ・バンド」と称された
ラリーパパ&カーネギーママのチョウ・ヒョンレさん。
ラリパパ再結成の予行演習か、ラリパパのガンホさん、
そしてマンドリンのジュンさんの3人で。

かぶりつきで、イチャイチャカップルがおるなー、
思いましたが、それは、ヒョンレさんの子供たちのようです(笑)

ムジカでのライブはもう忘れるくらいぶりらしいけど、
さすが達者な二人のサポート、
全然ブランク感じないリラックスした歌、に聴こえた。
やはり、声は、同じラリパパのスチョリさんに似てるなーとも、思う、
ところどころにスワンプな香りもする、ええライブやったです。

で、アンコールは、優作さん、テソンさんも加わって、
なんと「イムジン河」。
みんな初演みたいっす(笑)
釜山港と迷ったとかなんとか。
まあ、出演者に在日の人が多かったのも、
あったからなんやろけど、
なんか、ジーンと来ました。

言葉も文化も違うってゆーても、
そんなん沖縄と大阪も同じようなことかもしれん。
国とか国境とかイデオロギーがなければ、
こんな悲しみもいらんのんちゃうかな、
とふと思った、
染み入るアンコールでした。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA