ターボー&ムニエルズ@エピス食堂。

いやあ、たまげました。
木藤直之さん、ことナオユキさんに
「絶対お勧め!見た方がいい」と言われた
ターボー&ムニエルズ。
家の近所の扇町でワンマンやると聞いて、
出かけました。

行ってみると、初めてのワンマンらしく、
一部はゆるゆると、バーのBGMみたいな風情で始まりましたが、
それでもすでにおもろい。

二部は普段通りのライブらしく、
全開バリバリ。
ボーカルのターボーは、気だるく浮遊感のあるボーカルで、わかりやすく言ってしまうと、
サイケデリックな感じ。
ギターの福井さんは、ほんまギター職人な感じで、
曲調の変わるターボーのどんなボーカルにも、
極上のギターを添えて行く。

さっき言ったその曲調の変わり方が半端なく、
サイケなボーカルを活かしたアメリカンガレージバンドっぽくREMかカウボーイジャンキーズかと思ったら、
もっと遡ってピンクフロイドみたいに聴こえたり、
かと思うと、いきなりブエナビスタソシアルクラブっぽいキューバを思わせたり、日本の歌謡曲か寺山修司か!って感じになったり。
もう、今言ってるだけで、メチャクチャな感じですが、
さらに壮士演歌っぽい「走馬灯で会いましょう」って曲がハードコアパンクっぽく終わったりもした。
アンコール最後の曲は、ロバート・ジョンソンか!と思うようなカッコええブルース。

聞くと、まだライブやり始めて、そんなに時間経ってないらしく、
「やりたいことなんでもやってるんやろなあ」と思った。
すごいのは、曲のほとんどがオリジナルやってこと。
「走馬灯で会いましょう」も
絶対カバーやと思ったのに、オリジナルらしい。
確かにある意味断片的かもしれんが、
その断片がそれぞれ面白く、
ターボーの特徴あるボーカルが、
どんな曲やっても、真ん中にぶっとい柱を
立てている気がした。

いやあ、すごい才能見たもんや!
ナオユキさん、ありがとうございます!
できるだけ、その断片を捨てることなく、
ターボー&ムニエルズの音楽としてまとめあげてほしいなあ。

まだCDも出してないらしいが、
早く出して欲しいな。(数年後、出ました!)

近々、カニ コーセンさんともやるみたいなんで、
興味ある人は、一度是非!

まだ知って一年しか経ってないのかー。
この一年の間何回もライブ行ったり、
他の人のライブで会ったり、
偶然電車の中で会ったり、
ターボーが二ヶ月くらいキューバに行ってたりしたので、
もっと長い付き合いのように思ってた。

けど、未だにライブ行くと、ワクワクしてしまう。
これからも、追いかけよう。
(20170615記)

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