jaaja&コロイド＠ムジカジャポニカ。
ムジカジャポニカ四連戦、最終日も、
めっちゃ楽しみにしてた組み合わせ。
ほんま、どれも欠かせんライブでした。
まずはjaajaから。2年ぶりくらいかなあ。
jaajaには、いつもなんか原始の息吹みたいなもんを感じる。
良いとか悪いとか超えて、
抗えないエネルギーみたいもんを感じて、
体と心が自動的に反応してる。
まあ、良いか悪いで言っても、当然めちゃくちゃ「良い」んやけど。
jaajaは、たいていGIANT STEPS と言う
パフォーマンスグループと一緒にライブする。
それは音楽と舞踊のハイブリッド、と言うより、
まだ音楽と舞踊が未分化だった頃の根源みたいなもんを感じさせてくれる。
GIANT STEPS の蛇踊り！！
もう楽しくてたまらん。
「やつらの足音のバラード」からの「ゼロ」！
あー！もう理屈とか感想とかどーでもええ。
とにかく気持ちええ。ただそれだけ。
ラストの曲は「パレード」。
この曲も大好きな曲。
ああでも終わってしまうのかー。
またあの空の下、橋の下世界音楽祭で観られる日が来ますように！
GIANT STEPS 、総出演、まさに祝宴。
いやあ、終わったときの充実感にも増す喪失感。
終わってしまったんやなあ、寂しいなあ。
でも、続くのはコロイド！ほんま嬉しい組み合わせやなあ。
始まる前にアッコちゃんのなんやわからん近況報告。
あゆ子さんがなんとかうまく曲に繋げる。
ショートコントかっ。
MCは相変わらずグダグダの女子トークだが（笑）、
始まるともう一気に楽園。
一曲目の「森のうた」。
いきなり鷲掴みにされる。
ああ、コロイドの音楽や。
いつもコロイド聴いてるときは、
上空から風景を見てるような気分になる。
ドローンで撮影したような風景。
それはシベリアの森だったり、奄美の海だったり、
アンデスの山々だったり、北海道の原野だったり、。
MCのグダグダさを配信のカメラのせいにする女子たち。
カメラ入ってなくても、いつもグダグダやんけ（笑）
あずみちゃんのベースと安友子さんの小さい鈴の音、
優しく重なるコーラス、すごくええな。
こういうひとつひとつの音を大切にしてる
静かな曲もワシのお気に入り。
動と静、きちんと描き分けて、どちらもコロイドらしい。
そこは揺るがない。
確固たるコロイドの世界が共有されている。
聴く方は、その気持ちええ世界にただ身を委ねるのみ。
「胡蝶の夢」(だったかな？)は、いきなり楽園コーラスから始まる。
その後にアッコちゃんのなんとなく大陸を思わせる哀愁漂うバイオリン、
そしてあずみちゃんの安定感あるベースが重なってゆく。
よう子ちゃんのボーカルはなんとなく大和歌のテイスト。
ひろちゃんの昔話のようなセリフも面白い。
安友子さんのパーカッションは空気をかき混ぜる風のよう。
気持ちよくて気ぃ狂いそう。
コロイドとjaaja、この組み合わせ聞いたとき、
なんかむっちゃ納得したんやけど、その納得の理由はわからなかった。
観てる間に、それが、なんとなくわかってきた。
両方に共通するのは、生きてることへの絶対的な肯定感なんちゃうやろか。
今生きてることを心から喜んでる気持ちに、
どっちも溢れてるって気がした。
あーあ、ラストの曲や。
悲しいけど「夜の舟」が聴けるのは嬉しい。
この曲の終わるとこ、ア・カペラになって、スパッと終わるところ、
何度聴いても、ドキっとしてしまう。
ほんまええグループです。
アンコールは新曲、よう子ちゃんのパーカッションデビューらしい。
あゆ子さんのジャンベはめっちゃアフリカやのに、
よう子ちゃんとひろちゃんのボーカルは大和っぽい。
おもろい歌やなあ。
「ララララ」のとこ、一緒に歌いたかったなあ。
気兼ねなく客席で声出せる日が、早く戻って来ますように。
終了後、メンバーの皆さんと少しずつやけど、お話できたのも嬉しかったな。
ずっと欲しかったコロイドの2nd mini album「IKTSUARPOK」を入手。
おまけに今日、やっと届いたというジョンソンtsuバンドのファーストアルバムもゲット。
今度の土曜は、ジョンソンtsuバンドのレコ発ライブや！
まだムジカ通いは続きます。
コロイドの音源はこちらで、どうぞ。
コロイドの2nd mini album「IKTSUARPOK」に寄せる
子供鉅人の益山くんのコメントがそうそうと思う、
おもろい文章だったので、引用しますね。
「彼女たちの音楽は、
天から降り注いだ音を山々が濾過して、地下水脈に響かせたものを、
コロ井戸からくみ上げたものである。
だから、とっても体に良いのです。
つまり、彼女たちの音楽は飲み物です。
劇団子供鉅人代表 益山貴司」
