田渕徹&ふちがみとふなと@ハードレイン。
今日の夕方の大阪、急に、雷と激しい雨。
まだハナミズキが咲く季節なのに、
もうこんな夏の夕立っぽい雨が降るのか。
チャリンコで出かけようとしたんだが、
慌ててチャリをしまって、バス停に向かう。
そっか、この雨、、今日の行き先はハードレイン。
大喜利かよ!
ワシ的には初めてかもしれん組み合わせ、
田渕徹くんとふちふなさんのツーマンなのだ。
まずは田渕くん。2月のシャングリラ以来のソロやな。
このご時世なんで、観客限定人数、有観客配信ライブ。
客席が少人数で静かな分、田渕くんの歌詞がじわーっと沁み込んでくる。
ちょっと和に転ぶメロディラインも田渕くんらしい世界やなあ。
盛り上がりには欠けてしまうんやけど、
こういう限定人数ライブ、じっくり音楽に集中できて、
ワシの性には、合ってる気がする。
「知らん歌詞の歌?」と思ったら、MC?今の心境?
最近の田渕くんは、しゃべる言葉と、歌詞としての言葉の、
境界を見極めようとしてる気がする。
いや境界を、なくそうとしてるのかな?
今はきっと、その道半ば、なのだろうと思うが、
その先に、何か面白い、新しい世界が待ってる気がする。
楽しみだな。
そんな言葉に続けて「くよくよするなよ」。
自然な流れやな。
この歌が、そもそもしゃべり歌の究極の姿みたいな感じやしね。
田渕くん独特の言葉へのアプローチ、これからが楽しみやな。
けどセンチメンタル方向、ロマンチック方向に、行きすぎないでくださいね〜(笑)
「しょせんアホやん」「どうせ、ちっぽけやん」な気持ちも、忘れずにー。
とか少し思ってるとこに「平凡人ドンクライ」。
おー!やっぱりちゃんと分かってはる!
なんかホッとした(笑)
「進化する田渕徹」、
今日も楽しみましたし、
これからも楽しみです。
しばし休憩ののち、ふちがみとふなとさん。
最近家で、よう聴いてるので、生で観られるの、なんかいつも以上に特別な気がする。
しかもいきなり家で一番よく聴いてる曲「日時計」から。
ああ、やっぱり、この曲、好きやわ。
もう理屈超えて、毛穴から体中に音楽が沁み込んでくる気がする。
なんか今日は船戸さんのコントラバスの音がすごいクリアに聴こえてくるな。
いつも以上にジャズっぽい気もする。
どっちにせよ、カッコええ音や。
いつも楽しみにしてる船戸さんのTシャツは、今日はよく分からず(笑)
おお!春の歌ということでアグネス・チャンの「草原の輝き」!
船戸さんのコーラス付き!
ふちふなさんがやるの、聴くの、もちろん初めてやわ。
「せんたくおひさま」超日常なシーンが、行進曲やったり、曲調変わって、
ちょっと壮大な組曲みたいな感じになったり。
めっちゃ、ありふれた風景やのに(笑)
換気タイム&告知タイム。
ハードレインの感染対策、きちんとしてるなあ!
船戸さん告知に挑戦するも、出来ず(笑)
「愛さずにいられない」は久しぶりやなあ。
この曲聴くと、いつもなんか幸せな気分になる。
ずっと、この気分のまま生きていければなあ、と思ってしまう。
そう思うと、最高に幸せな曲であり、
絶対そうはできないことを、自覚してしまうという意味では悲しい曲でもある。
渕上さんから報告あり、
今日の船戸さんのTシャツ、エヴァンゲリオンらしい。
ワシが分からんわけや(笑)
と笑ってたら、次は「オオサカのうた」。
余計、笑う。
いやあ楽しくなってきましたなあ。
次は「レンズ」純子さんが「お花見みたいな曲」という
柔らかく、ふわーっとした曲なんやけど、
船戸さんは、すげえ激しい演奏!
もうジャズはジャズでも、フリージャズやわ。
それをニコニコ笑いながらやる。
カッコよ過ぎ!
二人最後の曲は「バブの店さき」。
やった!なんか来る時「今日聴きたいなあ」思ってた曲。
なんか色々ドンピシャ!
最後は田渕徹くんも一緒に。
曲は「歌う人」。
なんかもうワシの好みにドンピシャ過ぎて、たまらんす。
こういうご時世なんで、席移動禁止なんで、
田渕くんの顔が照明でほとんど見えなくて、すんません!
この共演は、たぶん初めて聴くなあ。
純子さんの声と田渕くんの声、なんか相性良い気がする。
田渕くんのギターも繊細で、この曲の世界を気持ちよく広げてくれた。
それぞれにめっちゃ好きだけど、
一緒にやることが頭では想像できなかった対バンは、
思い出すだけで、嬉しくなる、
また観たいライブになったのであった。
田渕くん、ふちふなさん、よろしくお願いします!