大阪春のテン祭り その2「グランマ・モーゼス展」@あべのハルカス美術館。

ふたつ目の展覧会は、あべのハルカス美術館のグランマ・モーゼス展

あんまり知らんかったんやけど、どこかで告知観て、
「きれいな色彩やなあ」思って行きたなったんですわ。

実際観ると、ほんま絵が好きで、ちょっと上手な
アメリカの田舎のおばあちゃんて感じなんやけど、
そこが、たまらなくええんやろうと思う。
自分の描きたいものがでかくて縮尺も狂ってたり、
パースもいびつだったりもするんやけど、
そんなことを置いとけるくらい、
この絵には、希望とか愛とか溢れてる気がした。
たぶん、グランマ・モーゼスはヨーロッパ系アメリカ人全員の
理想のおばあちゃんなんやろな。

グランマ・モーゼスが101歳で亡くなったのは、ワシが生まれる半年前。
その時代、今より何でもかんでもが、ずっと不便だったはずなのに、
この絵に出てくる人たちは、すごくゆったり、人生を楽しんでるように見える。
昔から常々思ってるのだが、便利なものができればできるほど、
生活って、忙しくなっていく気がするのは、なぜなんやろう。
豊かな時間って、どうやったら作れるんやろう、
ワシの考えてることは、ずっとその一点なのかもしれん、と、
これらの絵を観ながら、そのことばかり考えていた。

それと、この村の人の距離感、いいなあ。
みんなが顔なじみのような感じがする。
それも、やっぱり不便だからこそ、
協力しあわなきゃ、いけなかったのかなあ。

で、最後まで展覧会観てて気がついたのは、この舞台になってる村の地形だ。
丘の多そうな、日本で言えば美瑛のような地形に思える。
だからこそ、こういう俯瞰から、村全体を見渡せるような見せ方が
自然に思いついた気がする。

多分、ヨーロッパから渡ってきて農業に従事したアメリカ人たちの
原風景って、こういう世界なんやろなあ、と思いながら、
グッズで、絵のモチーフになってたアップル・バターを買ったので、
帰り道で全粒粉パンも買って、明日の朝食で試してみるのであった。

グランマ・モーゼス展、予定では6月27日まで。
あべのハルカス美術館にて。

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