モノを作るって、こんなに楽しかったんやなあ。BBBムービー「フジヤマコットントン」。
なんか観てるだけで、
気持ちが綿のように軽く、優しくなるような映画でした。

絵、機織り、農業、園芸、
「ない」ところから「ある」ものを作るのは、
なんでもクリエイションなんやなあ。
で、それは純粋に楽しいことなんやなあ。
みんなの笑顔見てると、ほんまにそう思う。
その純粋な作る喜びを思い出させてくれた。
けんちゃんの笑顔、最高!
めぐさんとゆかさんの友情も、
たつなりくんの失恋もいい。
最初はかなり落ち込んでたけど、
少しずつ元気になってくるおおもりくん。
もっと元気になって欲しい。
ワシが近くにいれば、元気づけてあげたいわあ。
中学の時だったかな、技術の授業で、簡単な機織り機作って、
美術の授業で、布を織ったことがある。
この映画に出てくるのと比べたら、
初歩的なもんなんやろうけど、
すごいよく覚えてる。
楽しかったなあ。
しばらくおかんが、固定電話の下に、
その布をひいててくれて、嬉しかったこととか、思い出した。
何かと決め台詞を言って、ポーズを決めたがる、
ちょっとキザな、たつなりくんが、おもしろい。
最後、ゆかさん手を繋いでくれてたみたいやけど、
それはきっと、友だち、仲間としてだと思うぞ!
勘違いするなよ(笑)
少しだけ難を言うと、
出演者、みんながモノを作る喜びに真っ直ぐな分、
スーパーの手書き文字、狙いが、ちょっと透けて見えて、
映画全体との異物感があるように感じた。
でも、もう一度観たくなる幸せな映画でありました。