憧れの十三旅行。

先週木曜、24日、久しぶりの旅行に出かけた。
午前中、病院に診察に行って、
家帰って、お昼ごはん食べて、
心斎橋で一本映画(ノマドランド)観てからでも、
チェックインタイムすぐの15時過ぎに着く距離。
それほど人と接することもなく行けるのも、
今の時代らしい旅行かもしれん。

行き先は十三。
少し前に、十三でお店やってるてんきちさんが
泊まったとアップしてたのが、
凄いええ感じやったし、
2日連続で用事もあったので、
今年オープンしたばかりのアスティルホテル十三プレシャス
泊まってみることにしたのだ。

まずは、ウェルカムドリンクが、お迎えしてくれる。
コーヒーかフルーツウォーター。
宿泊中は、いつでも無料で飲める。

部屋に入ると、正面にドア、左に洗面スペース、
右にトイレとシャワールーム。

正面のドアを開けると、かなり広いダブルのベッドルーム。
窓の外には、第七藝術劇場の入ってるビルや、
梅田方面の風景、十三西口の商店街もギリギリ見える。
つまり駅にも近い。

こりゃかなりええぞ!
さらに詳しく探検すると、シャワールームには窓が着いてて、
部屋越しに外光が入れられる。
素敵だ!


アメニティも充実してるし、
枕は、部屋に置いてあるの以外、
数種類から選んだりもできる。
有料、無料、いろんなものも貸してもらえるらしく、
ワシは超音波シミ取り機と体脂肪率とかいろいろ計れる体重計を借りた。
もちろん、無料のものだ。

まあ、シミ取りは、一回では効果なかったし、
体脂肪は、使い方が分からんで、計れなかったけど。

すごく、快適そうなシャワールームは使わず、
ワシはエレベーターで最上階へ。
そう、ここには宿泊者専用の大浴場があるのだ。
脱衣所もキレイで、備品は充実してる。

そして、お風呂は快適そのもの。
窓が広く外光が降り注ぐような広めの湯船に、
高温サウナ、低温サウナ。
昼風呂の幸せを味わい尽くす。
ワシはサウナは苦手なのだが、その苦手意識に貧乏性が勝ってしまい、
高温サウナ、低温サウナ両方味わう。
低温サウナって、初めて入ったけど、いわゆる水風呂の代わりなのだな。

そして、何よりここの素晴らしいのは、露天風呂。
高くて白い壁に切り取られた頭上に青い空が広がる。
湯船は、壁に仕切られた一人用。
頭を載せるスペースもある。

さすがにここの写真は撮れなかったので、
ホテルのホームページから借用したので、夜の風景なのだが、
ワシが、この露天風呂に浸かったのは16時ころだったか。
天気もよく、寝転ぶと真四角の真っ青な空が見える。
BGMは、柔らかくて、ゆっくり目のジャズ。
ああ、ここは、これで正解。
間違っても、今はカニコーセンじゃない。
パイレーツカヌーなら、ありかもしれんけど、
ワシの気持ちが、そっちに行きそうで、あかん。
やっぱりそれほど、興味のない、けど心地よいこの音楽で正解。

のぼせやすいので、風呂好きのわりには、
あまり長い時間入ってられないのだが、
なんだかんだ、一時間くらい入っていた。
露天風呂は、のぼせにくいので、ええわあ。

そして、風呂の横にあるルーフトップバルコニーで、しばし休憩。
恋人たちが鍵を付けるらしいチェーンが小賢しいが、
そんなものは、見なければええ。

昼寝用の籐のソファーに横になる。
風が抜けていく。
湯上がりの肌を、風が触れるか触れないかの絶妙なタッチで通り過ぎる。
極楽。
このまま予定を返上して、ずっとここにいたい気持ちに駆られる。
けど、一大決心をして、そこを出る。

部屋に戻る前に、一階に降りて、
宿泊者には安くご提供頂けるバナナジュースと、
件のフルーツウォーターを手にする。

ホテル特製のバナナジュース。
甘すぎず、美味い!

部屋で頂くと、ああ、再び極楽。
この贅沢さ、心地よさで5000円台って、もうもはや謎。
このまま眠ってしまいたい欲に、またもや駆られるが、
どうしても行かねばならぬ場所がある。
思い切って、ホテルを出る。

どうしても行かねばならない場所までは、徒歩で2分ほどだった。
1年半ぶりくらいに来る。
おなじみの看板、立ち呑みの得一だ。

懐かしの得一。
準備中の札(ちょっとだけ)。

準備中の札がか、かってるけど、やってるみたい。
久しぶりに来ると、店内禁煙になってるのにビックリしたが、
「そうか、この1年半、お前にもいろいろあったんやろなあ」と、
周りを見回すと、カウンターにも、テーブル席にも、
きちんとパーテーションがあって、
この一年半の得一の戦いぶりが偲ばれて、
「よう閉店せんと、頑張ってくれた」と、
礼を言いたくなるような気分になるのだ。

得一のメニューは、安くて、
一人前が少な目。
お一人様の多い店なので、これは助かる。
ハイボールにカツオのたたき、セロリの漬物、筍の天ぷら、
胆嚢の手術してから、揚げもんにはめっきり弱くなったワシだが、
得一の天ぷらは、全然大丈夫だった。
安い店ではあるが、使ってる油は、質がいいのだと思う。

まだ、次の予定までは少し時間がある。
アスパラベーコンに、ハイボールをもう一杯。
ちょいと早めに平らげて、〆て1,410円。
ほら、これが得一価格や。
なんの不満もない。

東口に移動。

十三の駅を超えて、良元優作さんのライブのあるレインコートへ。
この話は、また別の投稿で。

良元さん生で観るの久しぶりやし、
お店の小林さんや常連さんとの話も楽しいし、
泊まる場所がすぐ近く、という安心感もあって、飲みすぎてしまう。

なんとかホテルに戻って、爆睡してしまい、
フロントからの電話で目が覚める。
「チェックアウトのお時間です」しまった!!
こういうことにならないために、
観たかった10:40からの映画のチケット、
珍しくネットで購入してたのに!

気がつけば、翌日のチェックアウトタイム

なんだか、他のことやる気にならず、
家に帰って、再び寝る。
数時間後、再び十三に戻り、再び得一、再びレインコートで、
この日は良元優作さんに永山愛樹さんのライブ。

そして、また再び、深酒。ほとんど、
前の日と同じことして、ワシの一泊二日(途中一時帰宅)の十三の旅は、
終わりを迎えた。

あのホテル、もう一回泊まりたいし、
映画のリベンジも果たしたい。
次回は、映画三昧の2日にしよう。
空き時間に風呂に入ろう。と目論み、
第七藝術劇場とセブンシアターの上映映画を
調べまくってるワシである。

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