知久寿焼@ムジカジャポニカ。

二日連続ムジカジャポニカ。
本日は知久寿焼さんのソロ。

ソロは久しぶりやなあ。
本日は「おるがん」から始まりました。
この特徴のある声と、安定感のある涼やかなギターと
懐かしさを感じるハーモニカを聴くと、
なんか「おかえり」って言うより「ただいま」って気分になる。
ワシの心の中には、常に知久寿焼ワールドがあって、
音楽を聴くたびに、意識がそこに戻るのかもしれない。

知久さんのメロディラインて、
なんか予想と違う動きするのに、
聴くとそれしかないような納得する感じがあって
「ワシに合ってるんやろなあ」と、改めて思う。

「電車かもしれない」が素晴らしかった。
歌も、演奏も、ワシの思う知久ワールドの象徴みたいな曲やなあ。
なんや、ワクワクとキュンとか混じり合った、
少年時代の気持ちが蘇るような気分。

おお続いて「ここはモノノケ番外地」。
この歌も好き。この世界に対する違和感、居場所の無さ、
それを裏返して、モノノケ番外地だからこそ、居場所がある、
みたいな感じなんかな。
なんとなく共感するところあるなあ。

二部は、ああ「月が見てたよ」から。
これ「今日やって欲しいなあ」と思ってた二曲のうちの一曲。
うっとりするくらい美しい!!
この一曲でご飯三杯、軽く行けそうやなあ。

知久さん、声の特徴で気づかないかもしれけど、
こんだけ歌の上手い人って、そういないんちゃうやろか。
それもただ上手いだけやなく、少し音程ずらしたり、
伸ばす音で、少しずつ音程変えたり、ピッチコントロールが素晴らしく丁寧で、完璧で、
それがすべて生理的に自然で、快楽を増す方向に向かってる。
驚きや。ほんま素晴らしい。
だからアクロバティックな歌い方しても、
音楽の骨格はゆるがんのやろな。
と言うか、骨格がゆるがんから、
いくらでもアクロバティックな歌い方ができるんかもしれん。

さあ佳境、「らんちう」始まりました。
これまた好きな曲「学習」で「死んぢゃってからも」がラスト。
「あなたのいないこの寂しさは僕の宝物」ってたまらん歌詞やわあ。

アンコール前に、ムジカジャポニカを知った経緯を。
岸田さんが絡んでるとは知らんかったなあ。
アンコール一曲目は「kodomono odoriko」で、
次はなんかウクレレを琴みたいに弾き始めた。
「この季節を持ち帰りたい」って歌詞の歌。
この曲はたぶん初めて聴くなあ。
ほんで、たぶん好きになるなあ。
調べたら「むりなおみやげを」って曲でした。

ダブルアンコールは「電柱」。
今日聴きたかった、もう一曲「セシウムの少女」は聴けなかったけど、
大満足!
そして、近々また来月、知久さん、大阪いらっしゃるらしいので、期待を持ち越します。

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