かんのとしこ、sujiko sumoguri、佐古勇気@アガッタ。

なんと!もう一週間経つんやな。
先週のアガッタの國木まちこ凱旋ライブ二日目。
まず登場したのは、前日はわをんでまちこと出場したみんな大好き、
われらのかんちゃん!かんちゃんは、演奏もMCも陽だまりやな。
冬やからこそ、かんちゃんや。
まあ、どの季節に聴いても、嬉しくなる演奏やねんけど。

佐古勇気さんのこと紹介するとき、思わず「さこ大介さん」ゆーてしもて、
「え?誰?私、『さこ大介さんて知らん!』」ゆーも可笑し。
かんちゃん、その人は、ナオユキさんともよーやってる渋くてかっこええおじさんやで~~。

後半まちこがノコギリで参加。
この2人が一緒にやってるのを観るのはなんか嬉しいなあ。

「リョカン・ダ・ファミリア」の曲、2人でやるのは初めて聴いたけど、
これもええな!最後は大好きな「ばらとミツバチ」。
あー、かんちゃんのアコーディオンがばらで、
まちこのノコギリがミツバチやなあ。と何となく思った。気持ちよかー。

まちこは、今日はボイボイ坪井大さんと。
昨日の「わをん」とは、また違う味わいやな。
ボイボイの寄り添い方は絶妙。
まちこの曲のヨーロピアンなイメージと
ボイボイのスパニッシュなギターの相性もええんやろなー。

まちこの音楽はどちらかというと東欧の気がするんやけど、
ボイボイのスパニッシュなギターとは、なんかぴったり来るんよな。
今度はかんちゃんが中盤から参加。世界がブワッと広がる。

かんちゃんさすがやなー。昨日の「わをん」との違いをキッチリ出してる。
まちこが腕を上げたってことなんかもしれんな。
こういう風に、長い間聴いてるミュージシャンが、変化して行くのを観れるのは、
リスナー冥利につきるなあ。
最後はまたボイボイと2人で、初めて聴く曲。こ
んなに伸びやかに歌うやつやったかな、まちこって。
どっちかと言うと不機嫌そうに歌うイメージやったけど(笑)
そういうのも、変化のひとつなんやろな。
もっと、どんどん広がって、広がったとこから、また昔の曲を見たりしたら、
自分でも気づかなかったこと、いろいろ見えてきたりするんやろな。
そういうまちこを観て行くのも、楽しみのひとつや。

トリは佐古勇気さん。佐古さん、ライブ観るのは二度目。
声が特徴あって、しかもでかい!ノンマイクなのに、
耳元で歌ってるのか、と思うほど突き刺さって来る。
詞も声質もわりと繊細なのに。
この声のデカさは夜久くんに匹敵するなーと思ったら、
2人facebookで繋がってた(笑)
ギターもその声に負けないくらいの音量、まさに「掻き鳴らす」って感じ。
これはこれで爽快や。繊細さを乗り越えた力強さか。
それは初めから力を持っているより、自覚的である分、
奥深く、滋味豊かな力強さなのかもしれない。

ときどき、音程の置き場のないような声が混じる。
それが歌に、生きることに、真っ直ぐ向き合ってるって感じがして、響いてきた。
「おっぱい」は、名曲やなあ。ウソのない歌は、
どんな言葉を使っても下品にはならないもんなんや。
ラストは「今夜すべてのバーで」。
ワシが佐古さんを知った曲。
やはりええ!弱いもの、虐げられたものへの目線が、優しくて、嬉しくなる。

アンコールは「サマーセール」って、この曲は初めて聴くけど、佐古さんらしい曲や。
繊細さと優しさと力強さは、決して矛盾するもんではない、と
佐古さんが教えてくれた気がした。

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