映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」。

友だちから借りたDVDを家で鑑賞。
観たかった映画だったのだが、
タイミング逸して観逃していた「なぜ君は総理大臣になれないのか」。

話題になっただけのことはある。
ほんまに面白かった。
昨日、本編を観て、今日、DVD特典の座談会観たら、
もう一度観たくなって、本編を観直した。

人は、調子のいいときと、悪いときで、
こんなに表情が変わるものなのだなあ。
それは、この人だからかもしれないけど。
いずれにしろ、ワシは、政治家を一人の人間として観たことは、
今まで、なかったのかもしれない。

そして、この映画の主人公小川淳也さんは、
人間としても魅力たっぷりの人だった。
誠実で、真摯で、自分に嘘のつけない人だった。
たぶん、今の日本の政治家の基準としては、異色のタイプ、
言ってしまえば、向いてないのかもしれない。
しかし、それは、日本の政治家の基準がおかしいのではないか、と思う。

多分、ワシと小川さんでは、この国のあるべき姿や、
進むべき道の考え方は、違っていると思う。
だけど、小川さんの政治に向ける眼差しに嘘のないことはわかる。
小川さんが、本気でこれからの日本を考えてることはわかる。

権謀術数に長けた人が力を持ち、
パワーゲームを繰り広げるより、
政治家一人一人が、真摯にこれからの日本を考え、
その上で、違う意見をぶつけ合う、
それがこの国の政治であって欲しい。
「青臭い」と言われればそれまでだが、
ワシは結構本気で、そう考えている。

小川さんみたいな政治家が、もっともっと増えて、
その人達が国会で意見をぶつけ合う。
そんな国会中継が、いつか観てみたいと思った。

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