スーマー@すずなり。

今夜のおライブは、京都五条麩屋町上がったとこの「すずなり」で、スーマーさんのワンマン。
すずなりは前から来たかったお店、外から見た途端に好きになった。

そしてスーマーさんのワンマンも久しぶり。
今日はじっくり聴きたかったので、前の方に座った。

いつものようにスルリと始まる。
ゆっくりゆっくり場を温めてゆく。
ああ、この気持ち良い安定感がスーマーさんのライブだ。
パイレーツカヌーの「スパイグラス」は、初めて聴いた。
スーマーさんの和訳らしい。めっちゃええ。
スーマーさん、この曲好きで、大事に大事に訳さはったんやろな。
何曲かは、新しい曲を聴かせてもろた。
そういう曲は「熟成中」って言ってはった。
あー良くわかるなー、その表現。
もちろん、今のままでも、スーマーさんらしいええ曲なんやけど、
ライブで回を重ねるごとに、その曲の持ってる性格が分かってきて、
練りこまれた大人の曲になるんやろな。
スーマーさんの音楽はそういう音楽や。

二部の始まった頃に気づいたんやけど、
演者と一緒に外の景色の見えるライブってなんか好きや。
こないだの大正69もそうやったな。
なんか、歌が町に繋がってる気がする。
前を通る人たちの物語に歌が入り込んでいく気がする。

終わりが近づいたタイミングで、渡さんの「酒が飲みたい夜は」を。
ええ詩や!ええメロディや!ええ声や!ええ演奏や!
酒が飲みたくなった。
ははーん!店とのコラボやな。
終わってから、たんまり飲まそうという魂胆か。
ワシとたまちゃん、あやさんは、その作戦にまんまと乗せられました。

ラストソングは、やったー!ワシのリクエストが採用された!「にぎわい」。
久しぶりに聴けたー!浅川マキさんのを聴くと
横浜かどこか知らない外国の港が頭に浮かぶのだが、
今日は、スーマーさんだったからか、場所が京都だったからか、
江戸時代の伏見の川港が思い浮かんだ(笑)
なんかわからんけど、すみません。

アンコールは「道路」。
この曲の「まるでなにもないかのように」のとこ、
前から積み重ねてたメロディをサッと変化させる感じがめっちゃ好き。
スーマーさんとは三週間くらい前に一乗寺でも会ってたが、
その後、前後して米子や隠岐島に行ってたので、
会って喋りたいことがいろいろあって、ライブ後、それを喋れたのも良かったなー。
ワシは京阪の最終特急に間に合うよう店を出たが、
残ったのは、前回インキョカフェのときも、
最後まで残って毘沙門に押しかけた、スーマー、あや、たま、のトリオ。
さあ、今日はどこまで飲むんやろか、と思いながら、
ワシは今夜も京阪のはずれ特急で、大阪に来戻るのであった。
動画はこの日もやったけど、投稿には書かなかった歌で。

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