アップリンク京都で音楽三昧②往復書簡。

二つ目は、ちょうどアップリンク京都の奥のギャラリースペースでやってた「往復書簡」という展覧会。

沢田穣治さん、サイモン・フィッシャー・ターナーさん、森崇さん、
三人の音楽家による写真展をメインに、いろいろ展開していく面白い展覧会。

ワシが観たのは写真展と、動画のみだが、このアップリンクで、
めちゃくちゃオモロそうなライブやデレク・ジャーマンの映画上映、
そして三人での音源も、もちろん入手できる展覧会になってる。
そういうことができるアップリンクって、ほんまおもろいスペースやな。

三人の写真は、それぞれに個性はあるのだが、並べて観てると、
その個性が有機的に混じり合ってるような気がして、
なんか不思議な感覚になってしまった。

同時に、その写真と音楽を素材にした中山晃子さんの動画を観てると、
より境目が分からなくなって、ちょっとトリップしたような気分になってしまった。

映画と映画の間が3時間ほどあったので、ワシはその間にご飯食べに行ったりしたのだが、
それでも時間たっぷりで、この動画3回以上観てしまった。
1回目より、2回目、2回目より3回目の方が、
映像が体に染み込んでくるような気がした。

会場には沢田さんが主催する「Unknwon Silenceレーベル」のCDも販売してた。

このレーベルのジャケット、ほとんど、デザイナーであり、
ベーシストでもある水田十夢くんがデザインしてるらしいのだが、
ワシは知らずに唯一、十夢くんデザインじゃないCDを買ってしまった。
十夢くん、ごめん！！