上野リチ展@京都国立近代美術館。

ずっと行きたかった上野リチ展。
16日終了なので、けっこう間際になったが、
ようやく行って来た。

ヨーロッパを基本に日本の風味が加わった
植物のテキスタイルが好きで観に行ったんだが、
けっこうテキスタイル以外の工芸の仕事もしてはったんやなあ。

あ、名前は日本人ですが、ウィーン出身の西洋人で
日本人建築家上野伊三郎さんと結婚して、
日本でも活躍された方です。

今の時代に復刻しても、
きっと「モダンやなあ。おしゃれやなあ」と思うデザイン、
そして、その膨大な作品数。
圧倒されました。
構図も素晴らしいんやけど、色使いが、印象に残った。
カラフルなのは、予想してたんやけど、
それだけじゃなくて、
一番最後の方に展示されてた布の
同系色でまとめながらも、すごく多彩な色使いで、
ほんま品がいいのに、すごく存在感あって、
「こりゃ、観たことないなあ」と感心。
これらの布モチーフのグッズがあったら、
買ってしまってたやろなあ。

終盤の日生劇場のレストラン「アクトレス」の壁画&天井画は、圧巻。
ほんま、現代の尾形光琳やないか!!ゆーてしまいました。(心の中で、です。)

そして展示の仕方も良かった。
「順路」とか書いてなくても、自然と意図通りに観て歩くように
工夫されてて、すごく観やすかった。

けど、やっぱり平日に来たかったなあ。
来週日曜までです。
お急ぎください。

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