縮筆することにいたしました。

聞いたことないですよね。
ワシが思いついた言葉ですもん。

ちょっと説明いたします。

ワシがライブや映画や展覧会にアホほど行くのは、
そのものに興味があるのは、もちろんなのですが、
興味あるものに接したとき、自分がどのように感じるのか、
たまには今まで考えたこともないような考えが浮かんだり、
感じたことないような感情が湧いてきたりするのが、
おもしろい、と思っている部分も大いにあります。

そういうとき、浮かんできた言葉を逃しておきたくない、
書き留めておきたい、と思い、SNSに残すようになりました。
最近、加齢によって、2〜3日前どころか、
さっき感じたことも繋ぎ止めておけないようになり、
できるだけ早く、SNSに残すような習慣ができてきました。

2019年に会社を辞め、2020年、このブログを始めた途端、
自粛生活が始まり、時間は腐るほどできて、
文章に裂ける時間が大幅に増えました。
元々文章を書くことが好きなので、何の苦痛も感じてはいませんでした。
読んで喜んで頂ける方も中にはいらっしゃったので、
ますます、その方向に突き進んでいった気がします。
その傾向がどんどんエスカレートして、
極端な言い方をすると、ブログを書くために、出かけてる、
というような状況になっていたという面もあるかもしれません。

どこか、文章を書くことを義務のように感じたり、
自分がひとかどの文章家であるような錯覚もしてたかもしれません。

近頃、幸い仕事が少し増えてきたこともあって、
ブログに割く時間を、どうにかしなきゃな、という状況も出てきました。

で、考えたのが「縮筆」です。
「絶筆」はないにしろ、「休筆」という考えもあったのですが、
やはり感じたことを残しておきたい、という
スタートラインの気持ちは衰えることなく、健在なので、
すべて休んでしまうのは、自然ではない。
それとライブなり、映画なりを、時間経過で追うのではなく、
全体をひとことでまとめてしまうような、
書き始めた頃、やってたような原点の気持ちを取り戻してみたい、
という欲求もある。

そんなこんなの結論が、短い文章で言い表せるような気持ちが、
湧いてくる状態に、心を持っていこうと、いうことでした。

器用な方ではないので、こういうことを決めて、
公表しないことには、
結局同じことを続けていくような気もします。
なので、この場をお借りして、公表することで、
この気持ちを不退転の決意に変えていこうと思っております。

ますます衰えゆく海馬との戦いは熾烈を極めそうだし、
最初は、慣れなくて、
なんか小学生のひとこと感想文みたいに
なってしまうかもしれませんが、
そういうスタイルでしか出遭えない自分の言葉に
辿り着く日が来ることを願って、
これからは、こういう形で、ライブや映画、展覧会に
接していこうと思います。

ワシの心の中を整理するためだけみたいな文章にお付き合い、
ありがとうございます。
これからも、数としては少ないかもしれませんが、
楽しみにしてくださる方たちのためにも、
一観客の立場から、やり直します。
よろしくお願いします。


…という話を、こんな長い文章にして、どうするねん!

コメント、いろいろ頂き、ありがとうございます。
全然、この時目指したものに程遠い昨今ですが、
もう一度、こういう気持ちに戻ってみようと思います。
(20240128記)

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