映画「ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ」。

ブラック・サバス、クイーン、エコー&ザ・バニー・メン、
イギー・ポップ、デヴィッド・ボウイ、ジューダス・プリースト、
ロバート・プラント、シンプル・マインズ、
モーターヘッド、ダムド、アズテック・カメラ、
ピクシーズ、ブー・ラドリーズ、ザ・シャーラタンズ、
コールドプレイ、マニック・ストリート・プリーチャーズ、
ストーン・ローゼズ、ティーンエイジ・ファンクラブ、
ザ・キュアー、XTC、バッドリー・ドローン・ボーイ、
スエード、カサビアン、ニュー・オーダー、
オーシャン・カラー・シーン、ポール・ウェラー、
ジョー・ストラマー、アイドルズ、オアシス、、。

70年代から今に至るまで、
身も眩みそうなイギリスのロックヒーローたちが、こぞって録音して、
数々の名曲を生み出した、イギリスのウェールズの片田舎、
農場のど真ん中にある伝説のスタジオ。

なんだか、ウソみたいな話だけど、ドキュメンタリー映画できてるんやから、
ほんまなんやろう。
映画「ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ」を観てきた。

どのバンドも合宿みたいに泊まり込みで、音楽を制作する。
中には一年以上住み込んだバンドもあった。

やかましいロンドンより、こういう田舎で、自然の音に触れながら
音楽創りやる方が、ええもんできるって感じは、わかる気もする。
実際、いろんな名曲も生まれてる。
けど、実質はバンドの合同合宿みたいなもんやから、軋轢も生まれるんやろな。
ノエル&リアムのギャラガー兄弟の大喧嘩もここから始まったらしい(笑)

おもろかったのは、なぜか来るのは、男のバンドばかり。
女性のいるバンドは全然来てないそう。

これだけ、その時代その時代を代表するミュージシャンが来てるし、
そのうちの何人かは、実際出演もしてるんで、
観る分には、どの世代のブリティッシュロックファンも
楽しめる映画かもしれん。

「なるほどなあ」と思ったのは、
音楽が打ち込み中心になっていった時代が、
一番の経営危機だったって話。
都会のスタジオどころか、
自分のマンションで音楽ができてしまう時代やもんな。
けど、今は持ち直してるらしい。
やはり、環境変えて、バンドでやると、
それでしか創れない音楽もあるってことに
回帰してきたんやろな。
DTMもできちゃった以上、なくなることはないやろうけど、
「音楽の作り方が増えた」ということで、
こういう作り方を大切にするバンドも、これからも出てくるだろうし、
出てきて欲しいな、と思った。

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