映画「ミラクルシティコザ」。

現代と70年代、つまり復帰直前のコザを舞台にした青春コメディ
ミラクルシティコザ」を観てきた。

ワシとしては、コザの街角がわんさか出てきて、
紫やコンディショングリーンの音楽がふんだんに使われてて、
70年代のコザが感じられるってだけで、一応満足はした。

タイムスリップコメディとして、やや荒くたいストーリー展開があったり、
現代のじいさんと70年代の同人物があまり似てなくて、
映画の初めの方では、誰と誰が同一人物?
ってのがよくわからなかったりもしたし、
個人的には「コザ暴動扱うなら、もう少し踏み込め!」と思ったりもしたが、
おおむね、楽しめるエンターテイメント作品ではあったと思う。

まあ、コザ暴動、踏み込むと、それをテーマにしなきゃ
しょうがなくなるからなあ。
沖縄の友だちにこの映画で観るべきものは
「70年代のコザの町とそこに生きた若者のエネルギー」と言われ、
そやな!と思い、スッキリした。

この映画とは直接関係ないけど、
自宅療養で行きそびれた、コザ暴動そのものをテーマにした芝居
「hana-1970、コザが燃えた日-」 を観て、
比較してみたかったなあ、というのが、少し残念ではある。

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