映画「白いトリュフの宿る森」。

イタリアの山の中で、トリュフを探すじいさんたちの物語「白いトリュフの宿る森」。
なんとも不思議な映画だった。
どこにそんな魅力があるのか、
取り憑かれたように一生をトリュフ探しに捧げるじいさんたち。

映像がなんとも美しく、
時にはフェルメールの絵を、
時にはレンブラントの絵を観ているような気分になる。
頑固ジジイたちの頑固のありどころが、それぞれ面白く、
犬たちとの信頼関係も観ていて微笑ましく、
終始、ほっこりした気持ちにさせて頂いた。

ここまで人生を捧げていい、と思えるものに巡り会えたってのは、
人として、少し羨ましい気もした。

それにしても、路上の取引シーン。
匂いを嗅ぎながら
「上物だな」
「ああ、最高級だよ」
「これでどうだ?」
「それじゃ安すぎる。これでどうだ」
「高くないか」
「あんただから、この値段にするんだよ」
もう、まるで、あれの取引やないすか(笑)

知らんけど。

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