小学6年生の言葉にハッとする。
「未来の人に、戦争の体験は不要です。
しかし、戦争の事実を正しく学ぶことは必要です。」
これこそが、過去の失敗を繰り返さない方法なんやろなあ。
「戦争を知らない世代が政治を司るようようになって、戦前回帰傾向が…」
みたいな話を聞くたびに、
「戦争体験してないとあかんみたいな言い方やなあ」
と、どことなくの矛盾を感じてたんやけど、
めっちゃ当たり前のことなんやけど、
小学生に言われて、ハッとした。
「戦争を知らない世代」ではなくて、
「戦争の事実を正しく捉えてない世代」が
戦前回帰の傾向を示してるんだろう。
ここを捻じ曲げようとする人は、
どんな賢そうなこと言ってても、
歴史修正主義者との誹りを否めないやろう。
一国の宰相より、小学六年生の言葉の方が、
より強く心に響いた広島原爆の日であった。
広島原爆の日、子どもたちの平和への誓いが心にしみる「必死で生きてきた人々がいなければ、今の広島はありません」(全文)