ドタバタ京都紀行、前編。

暖かくなってきたので、一昨日京都行ってきた。
前日にいろいろ調べて完璧な予定を立てたつもりだったのだが、
当日になって、あれこれハプニング。。
ゆーてもワシの調べ方がええかげんだっただけのことだが。

まずは上賀茂に昼飯を食いたいお店があったので、
社家町散歩&昼飯の上賀茂コースを考えていたのだが、
念の為、行く直前に確認すると、その店は定休日。
う〜〜む、社家町だけ散歩すると、その店に行くモチベーション下がるしなあ。
これは次の機会にセットで取っておこう。

では、、と下鴨の甘味処を目指すことにした。

この日はあったかくて、すっかり春めいてきた感じ。

目指してた場所に着くと、あれ??思ってたのと違うぞ?
ええ感じのお店やけど、お持ち帰り商品専門みたい。
ワシが思ってたのは、その場で食べられるお店やったんやけど。。
お店おの方に聞くと、そのお店は、すぐ近所にあるけど、
ここも水曜定休らしい。
ああ、またもや。。
けど、せっかく近くまで来たので、
場所だけでも確認しておこう。

おお!ええ感じ!!
では、次回、上賀茂の帰りに寄ることにしよう。

けど、さて、次どこ行くか。
予定がことごとくひっくり返って、ポカンとしてしまう。

そや!こないだ観て、もう一度観たい思ってた映画「林檎とポラロイド」、
京都でもやってたはずや!

調べるとちょうどええ時間。
バスと地下鉄を乗り継いで、映画館に向かう。

地下鉄の階段を上がると、ちょうど地上に出たところで、
琳派の展覧会やってる、という美術館の看板を見る。
「こんなとこに美術館あったとは知らんかったなあ」と思いつつ、
映画の時間迫ってたので、とりあえずは映画を観る。

良かった。
二度観て良かった。
何気なく観てた頭の方のシーンに、いろいろ意味があること、
その後も、どのシーンにも、いくつかの意味が込められてることがわかった。
余計に、この映画を好きになれた。

で、美術館に戻る。
さっきはよく観てなかったけど、
西陣織あさぎ美術館てところだった。
つーことは、西陣織で琳派の作品を再現してるのかな?

こりゃ凄え!!
光悦に宗達に光琳、
再現性もすごいけど、そもそもの西陣織が素晴らしい!!
モチーフに琳派を選ぶのも、煌びやかで、ええなあ。
写真は撮り放題。

こっちは常設なんかな?雪舟まである。

スマホの写真だとわかりにくいかもしれんが、これが全部西陣織なのだ。
絵画でも、染め物でも、驚くと思うけど、織物!!
もうどうやって織るのか、詳しく説明されてるのだが、
それ読んでも、ワシの想像力が追いつかない。

日本画だけではなかった!
洋画、印象派も!!
ここの美術館は、ゴッホにかなり思い入れがあるみたいで、
めっちゃたくさんあって、どれも素晴らしかった。

もちろんゴッホだけじゃない。
セザンヌ、モネ、ルノワール、クリムトにクレーまで。
モチーフの選び方のセンスも好きだ。

なんか光る糸で作ったコーナーもあって、さらにビックリ。

今時らしい、自撮りコーナーもオシャレやな。
撮らんかったけど。

作り方の説明ボード、20年くらい前に作ったんかな?
「フロッピーディスク」にちょっと笑う。

美術館の方もすごく気さくで、あまり混んでない時間帯だったのか、
いろいろお話しさせて頂いた。
グッズは、さすがに西陣織だけあって、
ワシには手の出せないものがほとんどだったんやけど、
鳥獣戯画のコースターがお手頃価格だったので、
頂くことにした。
嬉しい!!
うちに、コースター既に有り余ってるんやけどね。

こんだけ堪能して入場料は500円。
これはお得な美術館やなあ。
場所も四条烏丸ちょっと下がったとこで便利やし、
よく行く映画館、京都シネマからすぐなんで、
また展示品変わったら、来てみよう。

少し、長くなったので、一旦、ここで終わりにします。
後編に続く。

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