Ryokan da familiar@神戸ロゼパピヨン。

久しぶりの神戸でした。
三宮の駅から歩いて五分のロゼパピヨンで、
かんちゃんのリーダーバンド、
「Ryokan da familiar」の
ネーミング決定後、初のライブ。

ほんと、楽しいライブやった。
グッチ先生が考えたらしいが、
アコーディオンのかんちゃんを女将に見立てた、
旅館の人々、という設定。
トランペットのみちしたかつみさんは番頭さん、
バイオリンの古味亜紀さんは仲居頭、
ドラム&パーカッションの田中良太さんは板長、
ベースの梶谷昭好さんは新人板前、
パーカッションのグッチ先生は風呂の釜炊き、
今回は欠席だったけど、
クラリネットのケーゴくんは庭師兼大工、
テルミンのフェイターンさんは仲居、
ノコギリのまち子は英語のできる仲居。
微妙にインバウンドにも対応した
国際的旅館である。
これだけ和気藹々とした旅館、
ほんまにあったら泊まりたいなあ、
と思うライブやった。

みんなそれぞれに楽器のエキスパートなんで、
演奏能力は、素晴らしいんだけど、
それを置いといて、みんながひとつの世界を
作るのを心から楽しんでいる気がする。
その世界は曲によっては賑やかな市場であったり、
のどかな庭であったり、人々が集まる広場であったり、
喜びを爆発させる祭であったり。
どこであっても、そこには絵や写真のような二次元ではなく、
ちゃんと奥行きのある空間が広がっている。
ときどき文脈にない音が混じったりもする。
古味さんがピチカートやったり、
田中さんがブラシをハイハットにこすったりする音。
それが人々のざわめきや、
風の音に感じたりして、
より空間の広がり感を増したりする。
なんとなくどこか野外で聴いてる感じがしたりした。

音の構成もメロディも映画っぽい気がする。
サウンドトラックとは逆に、
このCDからストーリー組み立てて映画作ったら、
おもろいんちゃうかなー、と思った。
ほぼ満員で、一番前に座ったので、
曲の間も休憩のときも、
かんちゃんにいじられたりするのも、楽しい。
MCでかんちゃんが言い間違ったりすると、
バイオリンの古味さんが訂正したりするのを、
休憩のとき、ふざけて、
「この店のオーナーは道楽息子で、
仲居頭の古味さんが狙ってたのに、
横からかんちゃんが入ってきて女将に収まったので、
仲居頭はチクチクやる」とかゆーてたら、
かんちゃんとグッチさんに「なんで知ってるんすか?」と驚かれた。
ほんまにその設定やったらしい(笑)
二回のアンコールまでたっぷり楽しんだ夜だった。

ライブ後は、神戸エキスパートの同僚二人に、
うまい中華に連れてってもろた。
餃子、腸詰め、焼きそば、豚の皮、汁なしそば、
全部美味しゅうございましたー!

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