二年に一度の、お船でパンダ。

昨日はお船でパンダ。
ギターパンダさんと船で大阪市内を一周するという
2年に一度のイベント。
ワシは今回で3回目の参加。
この見知らぬ誰かに幸せを振りまくような
イベントが気に入って、四年前に参加してからは、
毎回参加させて頂いてる。

今年の出だしは、橋の上から船を見かけても、
手を振らない人、知らんぷりして通り過ぎる人が続いて、
なんか、こういうことを楽しめない世相になって来たのか、
自分のこと以外に興味持てない人が増えてるのか、
と少し寂しくなりかけたが、
毎年このイベントを川岸から応援してくれる
ヨシムラさんが今年もいて、
一生懸命手を振ってくれてるあたりから、
様子が変わって、橋の上から、
川岸のマンションの上から、
手を振ってくれる人が増えて来た。

休憩中なのか、エアギターで参加してくれる板前さん、
高層ビルのガラス拭きの職人さんが
ガラス拭く手を止めて、向きをこちらに変えてまで、
手を振ってくれる。四年前に子どもを抱いたお母さんが手を振ってくれた
あかね屋結婚相談所は、改装したのかきれいになっていたが、
やっぱり子どもを抱いたお母さんが手を振ってくれた。
同一人物なのか、二人目が生まれたのか、
あまりに四年前と同じ光景で不思議だった。

もちろん一番盛り上がるのは道頓堀戎橋あたり。
ノリの良い外国人さんが踊りまくる、
子どもたちが跳ねてる、
リバーサイドウォークを船と並行して歩く人。
すれ違う船から聞こえてくる笑い声。
いろんな人がいるけど、反応する人に
共通してるのは楽しそうなこと。
本当に楽しいと思ってるのか、
アホなことやってるなーと思ってるのか、
それは知らんけど、
会ったこともない見も知らん誰かを、
少し楽しい気分にできた、
ということだけで、
こちらもええ気分になるのが、
このイベントの醍醐味やと思う。

もうひとつの楽しみは住んでる町の違う面を
川側から見れること。
川に向かって誰も通りそうにないところで
回る散髪屋さんの三色灯、
表から見たらオシャレに見えてた店が
川側から見れると、バラックみたいだったり。
普段橋か普通の道路かなんて気にもせず
渡ってる、こんな細い堀から、
こんなに町が違って見えるのが、
3回目だけど、やっぱり不思議だった。

大阪城公園では着物を来たモデルさんが
振り向いて手を振ってくれた。
ロイヤルホテルの前ではリバーサイドの
レストランに入っていく新郎新婦、
参列者に「おめでと〜」と叫ぶと、
手を振って返してくれた。
小さなことだけど、
自分たちの結婚式を思い出すとき、
「あのとき変な船いたよねー」て、
思い出してもらえるだけで、十分だ。
どうぞ末長くお幸せに!

阿波座で、パンダさんが降り、
始発点であり、終着点である、
ドーム前の埠頭で、観客を降ろし、
主催者のさわさんが戻って行く。
この2人のおかげで、
自分の中にあるとは思わなかった感情を
抱くことができる。

心から、ありがとう!

この後、和歌山組と大正駅前の沖縄料理屋、豊年で、プチ打ち上げ。

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