「日本の文化」とは、つまるところ「木の文化」。

「日本の文化」とはつまるところ「木の文化」ではないだろうか。
そしてそれは「あるものを長い間、大切に使う」ことに繋がり、
「もったいない」という考え方が導き出されていくのだろう。

根本のところに目を向けずに「もったいない」の言葉だけを取り上げ、
「日本には素晴らしい考え方がある。」と誇っても、
そこに本質がなければ、外国の方に伝わることは難しいだろう。
そうなると、その誇りは、ただの自己満足に堕してしまう。

戦後レジーム云々いうなら、都合のええ所だけ戦前に戻すんではなくて
元々の日本の文化を見つめ直して、本質を取り戻すべきだろう。
本当の「美しい日本」は、そこからしか始まらないと思う。

文中に出てくる西岡常一さん(故人)は、
日本の宮大工の第一人者で、
この人の本『木のいのち木のこころ』や
ドキュメンタリー映画『鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言』には、
すごい感銘を受けた。
映画は休日にモーニングショーで観たので、
その足で薬師寺まで行ってしまったくらいだ。

ワシの心の師匠、西岡常一さん。

話ずれるけど、民俗学者の宮本常一さんも、ワシの尊敬する人。
ワシは常一フェチなのか。

どう言う事情かは分かりませんが、永山愛樹さんがリンクされてた
糸井重里さんの文章は消されておりました。
しかし、永山さんの文章に大事なところは引用されてるし、
ここでワシが考察したことは、今のワシにも繋がっているので、
敢えて、再録させて頂きました。
(20200427記)

永山愛樹さんの投稿

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